アラフィフ婚のすゝめ

アラフィフ婚夫婦の日常つれづれ日記

インプットとアウトプット

最近「書きたい欲求」は強くあるのに、実動が伴いません。書くばかりでは言葉が枯渇してしまうので、「読む」ことで言葉の潤いを脳に足さなければいけません。 はい、ここで虹夫さんは脱落ですね。読むとか書くとかは理解不能だと明言してる方なので。 自分…

タイムワープ

14歳の頃から手書きの日記を書いていた。 時に数日サボることはあっても、その穴埋めをするように記録を残していた。 塩沢兼人さんが亡くなった時に一度は完全に辞めたのだが、半年で復活。10年続けたことは、辞めると身体や脳がうずうずするくらい中毒…

視力検査

昨日のことです。 お昼まで仕事をした私と虹夫さんは、別府ランチ→杵築散策へドライブ。 杵築は坂の町です。急斜面の道をテイクアウトしたお茶を飲みつつ、のんびりお散歩。 途中で無人販売の生姜の塊を購入したり、228(ふじや)さんのふじ焼きを買って…

おとなの宣言

先日こちらで「メタボ確定」であることをバラされたからか、はたまた本日届いた健康診断の結果が「ゴリッゴリに悪かった」からか、遂に虹夫さんがダイエットをすると宣言しました。まずは本日からの二日間、つまり月曜日と火曜日を休肝日にします。 休肝日と…

103万円と130万円の壁の間

秋の選挙が終わってから、急速に高まる103万円の年収の壁取っ払え論。 年間所得が103万円を超えると、世帯主の扶養からは外れておかないと所得税が発生するやつです(説明が超ざっくり) 以前から最低賃金を上げることには熱心なのに、総収入を押さえ…

伏兵さん、いらっしゃい

結婚披露宴での花嫁の手紙にて、私はこうしたためました。 「この先の人生で何か身体的に心配があるとすれば、お互いにメタボまっしぐらだからなんとかしないとね、くらいなものです」と。場内爆笑の渦。 ……て、「くらい」じゃねーよ、とっくに深刻だよ私と…

もしもの世界

ふと思ったのです。これまでにも散々書いてきましたが、私と虹夫さんは性格も趣味嗜好も(お酒以外は)まったく異なります。 もしも子供を授かることが出来ていたら、どのような子育てをしていただろうか、と。 いえ、年齢も年齢ですので、最初から子供を持…

それは刺激じゃなくてストレス

洗い物をしていて、すすぎの為に水道のレバーを引き上げようとして蛇口を掴んでしまいました。 「あぁっ! もうっ!」 と自分に悪態をついてしまい、何をひとりで騒いでいるのかと気になっているであろう虹夫さんに「今ね、こういうことをしてしまったの」と…

天然の母

少し前に虹夫さんのお母さんについて書きましたが、本日は私の実母について書こうと思います。 とにかく天然で無神経な人です。 虹夫さんと結婚の挨拶に行ったとき、正座がツラそうだった虹夫さんに「これ使ってください」と、ピーナツ型のバランスボールを…

結婚の決意と覚悟を根底から覆しかけた男

はい、タイトル。虹夫さんのことです。 日々惚気をてんこ盛りでお送りしているこのブログ。珍しく愚痴です。 私は以前から国保に加入しています。障害者手帳を持っていることや、失業給付のなんやかんやで国保税はかなり軽減されており、大変ありがたく思っ…

良トメという称号

「良妻」「悪妻」「鬼嫁」と、お嫁さんを評価する言葉は数あれど、夫や舅姑を良くも悪くも評価する言葉ってすぐには思いつきません。 私は「良」なのか「悪」なのか。 虹夫さんに聞いてみても、「まぁ、いいんじゃない?」なんて言葉で誤魔化されるのが目に…

母は偉大

皆さんは生卵を購入した時、買い物袋の底に入れますか? それとも他の商品を詰めてから最後に載せるように入れますか? 私は「下派」、つまり最初に袋の底に置くのですが、虹夫さんは「上派」、つまり最後に載せるタイプだということが少し前のお買い物で判…

栄一と柴三郎、そして梅子

以前から虹夫さんの財布がかなり傷んでいることに気づいていた。 小銭入れから小銭が零れ落ちることも増えてきた。 よし、お付き合いを始めてからの2回目の記念日はお財布をプレゼントしよう! そう決めたは良いけれど、虹夫さんは実は大変こだわりの強い人…

ささやかな野望

雨の翌日。 昨日はお洗濯が出来なかったので、今朝は洗濯機を2回まわしました。おかげでベランダは干したもので大渋滞。 祝日ですがゴミの収集はあるので、いつものように虹夫さんがゴミを出しに行ってくれました。毎日感謝です。 我が家に壁掛け時計が仲間…

違いを楽しむ

前回は虹夫さんを褒めすぎてしまいましたかね。失礼しました。 あれだけ読むと、なんだか洗脳されてないかと疑われてしまうでしょうか。でもそこは大丈夫だと思っています。周囲から虹夫さんとの関係を反対する声は一切ありません。 寧ろ、こんなにいい人は…

痒い所に手が届く

家事の大分類は「炊事・洗濯・掃除」ですが、小分類はもはや「名もなき家事」です。 結婚直後(今も直後ですが)、自分しか食べていない朝食の片付けをしたことをアピールした虹夫さんに「おめーしか食ってねーんじゃー」と言葉は悪いけれど可愛く不満をぶつ…

断髪式

一昨年あたりから、人生最後のヘアドネーションをしようと考えていました。 特に目的もなく髪を伸ばしていたのですが、せっかくなので3回目のヘアドネーションに挑戦出来ないかな、と。 本当は今年の初め頃には基準の長さを満たしていましたが、その頃に結…

私を呼ぶ声

ひとつ前のブログを投稿した夜、虹夫さんから言われた。。 「読んだよ。軽く俺のことディスってない?」と。 いいえ、気のせいです。 引っ越しの際に、虹夫さんからお達しがあった。 旧住所にあった3つの大型本棚のうち、新居に持ち込んでも良いのはひとつ…

不満をぶつけるタイミング

少し前に、メンタルクリニックの診察日がありました。 前回の診察から約一ヶ月。その間に挙式をし、名前が変わり住所が変わり……。 新生活はどうかと聞かれて、夫である虹夫さんが如何に私に理解があって救われているかを話した。 普通なら私の独特な言い回し…

熟年新婚生活

入籍から約20日。 今夜は初めての、私と虹夫さんのフリータイムです。 虹夫さんとお付き合いを始めた頃から、お互いの自由な時間は尊重しようと決めていました。 元々虹夫さんはひとり飲みが好きで、毎週末は飲みに出ていた人です。私と付き合い始めてから…

【連載】アラフィフ婚への道22「今日お嫁にいきます」(祭りのあと)

披露宴の終わり、シェパードの「Home Town」で退場。 マットキャブの「LOVE STORY」でエンドロール上映。 そしてゲストのお見送りである。 おひとりお一人に自家製紅茶屋やまどりさんの紅茶を手渡しでプレゼント。やまどりさんはこの日のゲ…

【連載】アラフィフ婚への道21「今日お嫁にいきます」(親族唖然のもぐもぐタイム)

ケーキ入刀、ファーストバイトもサプライズバイトも爆笑の中、つつがなく終了。 席に着き、何をするかと言えば当然『食べる!』 既にテーブルにはパンとデザートも置かれている。早く食べたい! 場内は歓談タイムなのか、急に静かになり、照明が落とされてカ…

【連載】アラフィフ婚への道20「今日お嫁にいきます」(クリームまみれの花嫁)

これから和装での登場だというのに、恐ろしいサブタイトルである。 虹夫さんと和装へチェンジして、次はお色直しでの入場を控える。 もう躓く心配はないが、階段を降りながらの入場は大変だろうとガーデン側扉から入ることを提案されていた。 しかし、酷暑の…

【連載】アラフィフ婚への道18「今日お嫁にいきます」(ブーケトスの死闘)

もはやサブタイトルの方向性が分からなくなっているが、本日も結婚式の様子を綴りたいと思う。 隠し部屋の窓から、外の大階段の一部が見える。ゲストの皆さんがフラワーシャワーの準備をして待機してくれている。暑そうだ。 年々暑さを増している日本。今日…

【連載】アラフィフ婚への道19「今日お嫁にいきます」(紫のちゃんちゃんこ)

披露宴用に髪飾りをティアラとベールから、小振りの胡蝶蘭へと変更。 再び長い階段を降りる形での披露宴入場に備える私と虹夫さん。 会場では友人からプレゼントされたオープニングムービーが氣志團の結婚闘魂行進曲「マブダチ」のBGMで流れる。 扉が開き、…

【連載】アラフィフ婚への道17「今日お嫁にいきます」(絶望と爆笑の人前挙式)

無事に婚姻届を受理され、帰宅。 午後になり、兄の運転で母と式場入りする。 ウェルカムスペースは前日に確認しているので、控室で少し母と話す。 別段、「お世話になりました」的な会話もなく時間になり、案内されるままにお支度に入る。 ヘアメイクをして…

【連載】アラフィフ婚への道16「今日お嫁にいきます」(プロローグ)

週末に市役所支所の時間外受付で婚姻届を出した。 そして週が明け、いよいよ今日は挙式披露宴の日だ。 昼過ぎに兄が母と私を式場まで送ってくれるので、その迎えが来るまではゆっくり休んでおこうと思っていた。 10時過ぎ、思いがけない番号から電話がかか…

【連載】アラフィフ婚への道15「直前にまで控えて」

何かの流れで、影木栄貴先生の著書『50婚 影木、おひとり様やめるってよ』を知る。 影木先生と言えば歌手のDAIGOさんの姉でBL漫画の作家さんだということは知っていた。 申し訳ないことに作品は読んだことはないのだけど。 と言うのも、塩沢兼人氏…

【連載】アラフィフ婚への道14「ちょっと自慢したいんだ」

仕事の移動中、社長からご自身の結婚の際に打ち合わせで奥様と喧嘩になったという話を聞いた。 そして、その結婚は長くは続かなかったらしい。 これは以前にもこのブログでも少し触れたけれど、よく聞くエピドートだ。 結婚式の準備中に不協和音が生じて、そ…

【連載】アラフィフ婚への道13「マリッジブルーではないけれど…」

連載ブログ通算30回目。 結婚式のBGMをYouTubeでリスト化して流し、気持ちを高めている毎日。 最近憂鬱な気持ちになる瞬間が多い。 アラフィフでもマリッジブルーになるのか。 て、ちゃうわ。 単純に、部屋が片付かない。 虹夫さんは元々「野郎にしては綺…