アラフィフ婚のすゝめ

アラフィフ婚夫婦の日常つれづれ日記

インプットとアウトプット

最近「書きたい欲求」は強くあるのに、実動が伴いません。書くばかりでは言葉が枯渇してしまうので、「読む」ことで言葉の潤いを脳に足さなければいけません。

 

はい、ここで虹夫さんは脱落ですね。読むとか書くとかは理解不能だと明言してる方なので。

 

自分でも変なこと言ってるとは思いますが、「書く」ことで私の中から放出された言葉は、「読む」ことでまた私の中に取り込んで循環させないと、次にまた「書く」ことは出来ないのです。

知識として知っている言葉でも、常に放出と取り込みをしていないと活きた表現とはならないとでも言うか……。

 

このように何が言いたいかよく分からない状態と言うことは、やはり言葉が枯渇しているに違いありません。早速何かを読まなければいけませんが、何を読むべきか分かりません。折角引っ越しを機に大量の本を買い取りに出したのに、また新たに本を買うことは虹夫さんがいい顔をしません。それに、新しい本を収納するスペースもありません。なんと言っても本棚はひとつに限られていますから。

 

では、既に買ったもののまだ読んでいない、または一度は読み始めたけれどなんとかく気分が乗らなくて閉じてしまったものから選んではどうだろう? 以前は読み進めることが出来なかったけれど、今の心境なら違うかもしれない。

 

で、現在6冊の候補者がいるのですが、どれもピンときません。なんか偉そうですみません。

どれも新鮮味はないかもしれない

今の精神状態にはどうにも一長一短で、これといった作品に絞ることが出来ません。ブラックユーモアも、大人の女性の無いものねだり的な揺れ動く心理も重たい。

 

今は書くのも読むのも休む時期なのかしら? じゃあいつ読んで書くんだよ、て自分にツッコミを入れてしまいそうです。

 

短編で、日常的冒険譚で爽やかな読後感を得られる作品集とかないですかね。私自身も、いつかそんな作品を書きたいと思っているのです。

 

ところでこのブログ、すべて虹夫さんの検閲が入ってますけど、さすがに今日のはドン引きされてますね。一行目から「……分からん」とか言ってそうです。

でも、書くことは常に応援してくれているので、いつかどこかのコンクールなどで賞金を獲得出来れば、虹夫さんが欲しがっているゲーム機の購入資金にあてたいと思っているんですよ。

 

深夜に目が覚めて(現在午前3時半)、ダラダラとこんなことを書いています。

明日も早くに虹夫さんにおこされてしまうので、急いで寝てしまいましょう。

おやすみなさい。

 

タイムワープ

14歳の頃から手書きの日記を書いていた。

時に数日サボることはあっても、その穴埋めをするように記録を残していた。

 

塩沢兼人さんが亡くなった時に一度は完全に辞めたのだが、半年で復活。10年続けたことは、辞めると身体や脳がうずうずするくらい中毒になっていた。

 

そこからの日記は義務的な要素は無くし、書きたいことがあれば書いて、特筆すべきことの無い日はサボることも自分に許した。

それでまた20年近くが過ぎた訳だが、今、目の前に今年の手書きの日記帳がある。

本日の日付け、11月26日火曜日。

 

その前のページの日付け、7月8日月曜日。

 

どうしたー? 5ヶ月は跳んでるぞー? 結婚式も引っ越しも、母ちゃんの入院手術もなんもかんも終了してるけど、その記録はどうしたー?

 

こんな、人生に一度だって訪れないかもしれなかった大切な日々の記録を丸々っとサボるとか、私どうかしてるぜ!!(誰だよ)

 

さすがに兼人さんが亡くなったショックで一時期中断した半年は越えてはいないけれど、これは酷すぎる。一応ブログではきちんと記録を残してはいるけれど、アナログの手書きデータも貴重ですよ。電源無くても読み返せるし、筆の乱れなどでどれだけ当時の書き手の感情なんかも伝わるし。

 

そこまで分かっていながら何故サボったよ私。

嗚呼本当に情けない。

 

因みに中断直前の7月8日の日記の内容は、虹夫さんとの結婚式を目前に母が入院したという事実のみ記載されており、詳細は何も書かれていなかった。

 

日記の概念とは……。

長いこと放置していてごめんなさい。またよろしくね。



昨日あーだこーだあって、虹夫さんの実家から血圧計がやって来た。今週の金曜日には体重計が届く予定。

手書きの日記にはサボった分、まだたっぷりとページの余裕がある。

ブログと手書き日記の同時進行は、私には難しい。でも、この日記帳は最後まで使い切りたい。

改めて、ふたりのダイエット記録ノートに大転換してもらおうかと考えている次第。

 

視力検査

昨日のことです。

お昼まで仕事をした私と虹夫さんは、別府ランチ→杵築散策へドライブ。

 

杵築は坂の町です。急斜面の道をテイクアウトしたお茶を飲みつつ、のんびりお散歩。

途中で無人販売の生姜の塊を購入したり、228(ふじや)さんのふじ焼きを買ってみたり。

穏やかな時間を過ごして、帰路に着きます。

 

夜は虹夫さんのご実家でお食事会の予定。早めに自宅へ向かいましょう。

 

大分市まで戻ったところで、虹夫さんに大型のドラッグストアに寄ってもらうようにお願いしました。そろそろアイシャドウが切れそうだったので、新調したかったのです。これまではピンク系でしたが、これから寒くなるし手持ちのコートの色とかショートになった髪とかを踏まえたらグリーン系に変えようかな、と。

 

買うものはおおよそ決まっていたので、虹夫さんは駐車場で待つことに。あまり待たせてはいけないと思って「何分くらいで戻ったらいい?」と尋ねたところ「15分くらいかな」と返ってきました。

車内の時計は『3:35』なので、『3:50』までに戻れば大丈夫だな、と急いで店内へと向かいました。

 

店内では予想外に私の欲しかったメーカーの商品が無く、でも別のお店に改めて寄り直してもらうのも虹夫さんに申し訳ない。別メーカーでいいか。ついでに白髪染めとシャンプーとコンディショナーも購入しよう。

アイシャドウと追加で選んだ口紅で悩む時間が長かったから、そろそろ時間が気になってきた。スマホで時間を確認。

 

『16:04』

虹夫さんのお父さんが振る舞ってくれたひれ酒。ボンボン炎上がってました。



……え?

なんで4時過ぎてるの? え、虹夫さんの性格からしたら「まだ?」とか「大丈夫?」なんてメッセージをくれるはず。それすら無いということは、こ、これはガチギレされている……?

血の気がザーッと引いて、大急ぎでレジへ。

エコバッグに雑に商品を詰めて小走りで駐車場まで戻りました。

 

運転席の虹夫さんは特に変わった様子もなくスマホをいじっています。慌てて助手席の扉を開けてみるも、虹夫さんは平然としています。

「あの、私、お店に入って行ったの何分だった?」

「3:55。15分って言っていたから、今4:10で丁度良い」

「え?」

先程確認した時計を確認する。4:10。頭の上にクエスチョンマークが大量発生。そんな私を見て虹夫さんも不思議そう。

 

あの、私さっき時間を35分だと読んでて、だから50分までに戻ればいいや、と思っていたら店内で4時過ぎてるのに気づいて、私いつ時間ワープしたの?! てパニックになって、それで慌ててレジ行って……。

もたもたと説明する私に虹夫さん、苦笑い。単純に私の見間違いよね。もうこれから常に眼鏡かけます。

 

おとなの宣言

先日こちらで「メタボ確定」であることをバラされたからか、はたまた本日届いた健康診断の結果が「ゴリッゴリに悪かった」からか、遂に虹夫さんがダイエットをすると宣言しました。まずは本日からの二日間、つまり月曜日と火曜日を休肝日にします。

 

休肝日とか、何年振りでしょうか。この決断に至るまでの間に、余程虹夫さん的にも思うところがあったのでしょうかね。

 

食事も基本的にかさ増し料理にし、徐々に減らしていく方針です。

空腹で苛々して、これまでの穏やかな空間をギスギスしたものにはしたくありません。そんなことでお互いにキレやすくなって、本気で「犬も喰わぬシリーズ」をリアルなものにはしたくありません。

焼きサバ、しらすと大根おろし、牡蠣ご飯、豚大根



さて、問題は運動です。

虹夫さんは仕事から帰ったら30分ほど歩くと言っています。

私としてはそれも良いのですが、おうちの中で数十分のダンスとかで良くないかな、なんて思っています。お腹周りを集中的に鍛えつつ、背中や肩のお肉も撃退するタイプです。

音楽に合わせて楽しく運動するのが良いな、というのが私の考えで、試しにそのタイプの動画を虹夫さんに見せてみたのですが、「そうじゃないんだよな」と返って来ました。

 

まずは有酸素運動をしたいという虹夫さん。ダンスでも有酸素運動は出来るよ、とは言うのですが、珍しく断固として拒否されてしまいました。

 

いいよいいよ、ひとりで行ってくればいいやん。なんて勢いで言ってしまいましたが、それは良くありません。そこは反省。もしお散歩中に事故に遭ったりしたらどうするつもり?

 

いつかはふたりで毎日お散歩を日課にする生活には憧れてはいるけれど、それは今? いや、寧ろ遅いくらいかな?

明日は仕事から帰宅したら、早速片道15分の周囲のお散歩をしてみますか? まだ引っ越してきて、周辺のことなんにも分かっていないですからね。

楽しんで歩くことが出来そうですよ。

 

実はスマホアプリで、約1年前の虹夫さんの画像がおすすめで出てきました。明らかに、現状は一回り大きくなっています。そしてそれは私も同じです。ヤバいです。マジで。

 

痩せましょう、虹夫さん。身体を軽くして、結婚指輪のくるくる回るくらいになりましょうよ。

 

それらはいいとして、早く体重計買わないと変化が分かりませんよ。もうすぐお給料日だから、検討しましょうよ。

 

今年は最高の時間を迎えたのですから、来年はちょっとストイックにお互い時律しましょう。

 

 

 

103万円と130万円の壁の間

秋の選挙が終わってから、急速に高まる103万円の年収の壁取っ払え論。

年間所得が103万円を超えると、世帯主の扶養からは外れておかないと所得税が発生するやつです(説明が超ざっくり)

以前から最低賃金を上げることには熱心なのに、総収入を押さえつけていることの意味が分かりませんでした。何かしらの改善がされるといいですね。

 

私はパート先(厳密にいうと違うのですが、分かりやすく表現)の管理者が夫である虹夫さんなので、収入やら法務関係やら全部丸投げしているのですが、虹夫さんによると今の私の所得は余裕で103万円を超えるのだそうです。だから扶養には入れずに健康保険も社保ではなく国保で継続してほしいとのことでした。

言われるがままに世帯主を変更して国保を継続したら、国保税の請求先が世帯主の虹夫さんになって請求額も爆上がりしたのはいつか書いたとおりです。

 

だがしかし、103万円は所得税が発生するかしないかの指標。年収の壁には他にも106万円と130万円の壁があります。

その「130万円の壁」までは、寧ろ私を扶養に入れていた方がお得じゃん! ということに、ある日虹夫さんは気が付きました。

私が虹夫さんの扶養に入れば当然爆上がりした国保税は掛かりません。虹夫さんの所得税もかなり抑えられるそうです。他にもなんちゃらかんちゃら言ってましたが、私の小さな脳みそでは覚えきれませんでした。残念。

 

ひとつはっきりしているのは、私の年収の壁は130万円まではかなり余裕があるとのこと。

つまり、私の年収って130万円までは程遠いということ……。しょぼん。

 

いいのよ、身の丈に合った慎ましさでふたり暮らしていければ、それでいいの(遠い目)

 

かさ増し料理、頑張ります。

えのきとニラを追加したかさ増し豚キムチ。主役は豚ではなくえのき。



ところでこの私を扶養に入れる手続きのために、虹夫さんは合計で4回も年金機構に足を運びました。最初の不備や書類の不足などはある程度仕方がないにしても、指摘はいっぺんに済ませて頂きたかったですわ、年金機構さん。

 

虹夫さん、改めてお疲れさまでした。虹夫さんに世帯主でいてもらうようお願いして、個人的な出費を抑えるためにスキンケア用品のランクを落とすと約束しましたが、元に戻していいってことよね。あ、それは違う?

 

伏兵さん、いらっしゃい

結婚披露宴での花嫁の手紙にて、私はこうしたためました。

 

「この先の人生で何か身体的に心配があるとすれば、お互いにメタボまっしぐらだからなんとかしないとね、くらいなものです」と。場内爆笑の渦。

 

……て、「くらい」じゃねーよ、とっくに深刻だよ私と虹夫さん。

引っ越しの際に古くなっていた体重計も廃棄してしまっているので、現在の自分の体重は把握していませんが、明らかに結婚式の時より肥えました。あの時だってドレスかなり補正したのに……。

健康診断も昨年と今年は受けていないので明確に診断を受けた訳ではありませんが、メタボ確定と言って良いと思うのです。

虹夫さんはもう完全にメタボです。

 

本当にどうにかせんといけんちゃ! でも、毎晩野菜少なめ、肉多めな食事だし、お惣菜にもかなり頼ってるし。仕事してたらついつい自分に甘くなって、そうなっちゃう。

 

いや、分かってる。それじゃ駄目なことくらい。

少し前にお芋掘りしてきました。今年は暑さからか、全体的にこぶりです。



最近になって、毎朝起きられない私に代わってお弁当を作ってくれるようになっていた虹夫さんが提案してくれました。「もう完全に朝と夜とで分担しない?」と。

朝は5時には起きる虹夫さんが、自分の朝食とふたりのお弁当をまかない、洗濯機を回してゴミも出す。

私は7時頃にのそのそと起き出して、完了している洗濯物を干して身支度をして、虹夫さんと一緒に出勤。夜は料理と給仕と片付けを一手に引き受ける。

あら完璧。

 

しかも夜の食事や片づけを任されたということは、これから安い食材を選んだり、かさ増し料理をしたりでダイエットも出来るかもしれない。上手くいけば、へそくりも出来るかもしれないじゃないか(何度も書いてますが、このブログ虹夫さんも読んでます)

 

これは素晴らしい机上の空論。早速少し早めに帰れた日にスーパーに寄り、肉・魚・きのこ・野菜を厳選して購入。今夜はえのきとニラでかさ増しした豚キムチと大根の味噌汁を作ろう! とテクテク帰宅。

脳内シミュレーションしつつ洗濯物を片付けていると、虹夫さんからLINEがきました。

 

「母ちゃんがシチューとシシャモあるから取りにおいで、て」

 

おかあさま!!(白目)

 

そうだった。私たちには心強い味方であり食の伏兵がいたのだった。

まさか今夜はもうメニュー決めてるから要らない、なんて言えるわけもなく、虹夫さんには実家へシチュー(他数品)を取りに行ってもらいました。

 

かさ増し豚キムチはまた後日。その後には焼きサバとおろしシラスも控えています。

ヘルシーであり、お腹がぽんぽこりんになる料理をこれから探求していきます。

 

あと、クリスマスにはヘルスメーターをお願いしますね、レインボーサンタさん♡

 

もしもの世界

ふと思ったのです。これまでにも散々書いてきましたが、私と虹夫さんは性格も趣味嗜好も(お酒以外は)まったく異なります。

もしも子供を授かることが出来ていたら、どのような子育てをしていただろうか、と。

 

いえ、年齢も年齢ですので、最初から子供を持つことは考えてはいませんでしたよ。でも、もしも私たちがもっともっと早くに出会って、そういう関係が築けていたら?

 

両親の得意なジャンルが異なる場合、どちらの知識も与えることが出来るので子供の世界を広げることが出来るように思います。実際に私は父から理数系の知識や蘊蓄を、母からは詩的で文学的な見識を得ることが出来ました。

どちらも歴史や文化芸術を好んでいたので、古い映画や絵画などにも触れる機会を多く与えてもらいました。

 

その影響を多大に受けてか、理屈っぽくもあり、抽象的でもある私。もしも私が子供に何かを与えることが出来るなら、歴史の面白さ、音楽の楽しさ、物語の味わい、伏線回収と言う刺激を伝えることでしょう。

 

一方で、虹夫さんは雑学が豊富です。知っているのが少数派な面白い知識を沢山持っているし、何かを尋ねればいつでも的確な回答を返してくれます。

特にこれとい特化したジャンルはないけれど、よろず満遍なく頼りになります。

 

ただひとつだけ、気掛かりがあります。お互いの笑いの好みです。

私と虹夫さんは同じ芸人さんのネタを見て一緒に笑ったことがありません。私が声を上げて笑っている時、虹夫さんはスンとしています。虹夫さんが爆笑しているところって、見たことがありません。

何度か虹夫さんから「これ初めて観た時、腹抱えて笑った」と見せてもらった動画がありますが、どれも物理的に痛いとか、臭いとか、お下品だとかばかり。体当たり芸とか、リアクション芸が大好きなのです。こちらは顔をしかめるばかり。

 

もしも私と虹夫さんに子供がいれば、きっと虹夫さんは「これ面白いぞ」と我が子にそういった動画を沢山見せるでしょうし、下手すればそんなちょっかいを出すかもしれません。行動力のある人なので、もしかすると一緒にやり始めるかもしれません。

そんな場面を見つけたら、私なら「今すぐにやめなさい!」と叱り飛ばしてしまうでしょう。

生のお魚とか触れない!なんて言ってられない。生さんま焼きました。



お父さんは楽しんで大笑いしてくれるのに、お母さんは目くじら立てて怒る訳です。

子供は板挟み……。

他はともかく、お笑いの好みは子育てするにあたってよくよく話し合う必要があるかもしれません。

 

なんにせよ、私も虹夫さんも子供は大好きで、どちらも不思議とこどもには好かれるタチです。私の怒鳴り声は上がるにせよ、賑やかに過ごせていたかもしれませんね。

 

ところでこれをお読みの方で、志村けんさんの『ケンちゃんブー』てネタをご存じの方いらっしゃいませんか? 虹夫さんは昔リアルタイムでそのネタを見たことがあるそうなのですが、私を含めて「それ知ってる!」て方と出会ったことがないと言うのです。ウィキペディアには僅か2行ほどの記載があるので、虹夫さんの見た幻ではないことは確かなのですが。

ケンちゃんブーをご存じの方、テレビで観たよという方、何かしら反応頂けると虹夫さんが喜びます。