アラフィフ婚のすゝめ

アラフィフ婚夫婦の日常つれづれ日記

違いを楽しむ

前回は虹夫さんを褒めすぎてしまいましたかね。失礼しました。

 

あれだけ読むと、なんだか洗脳されてないかと疑われてしまうでしょうか。でもそこは大丈夫だと思っています。周囲から虹夫さんとの関係を反対する声は一切ありません。

寧ろ、こんなにいい人はいないと皆さん口を揃えます。

 

もしも仮に洗脳されているとしたら、反対派の声が絶対に起きているはずです。

 

虹夫さんは私が何かおかしなことを言ってもやっても、不思議そうな顔はするけれど、否定や拒絶はしません。虫に話しかけても、お鍋のことを「前のアパートから一緒に来てくれた子」と言っても、一瞬ポカンとするけれど笑顔で受け入れてくれます。

 

虹夫さんにとっては虫は虫であり、鍋などの物は物であり、言葉の通じるものではありません。

いや、私もそれらと会話が出来ると思っているわけではありませんよ。でも、こちらが気持ちを持って接していれば何かが通じると思っています。

虫はどいてと言えば去ってくれますし、お鍋も語り掛けながら調理をすれば美味しく仕上げてくれるような気がするのです。長持ちもしそうだし。

 

でも、いまだに料理が上手くいかないのは、話しかける言葉に心が入っていないからかしら?(そんな馬鹿な)

 

こんな変わり者な私を、虹夫さんはいつも楽しいと言ってくれます。

私も、私が思いつきもしないユーモアのある発言やいたずらを仕掛けてくる虹夫さんがとても不思議で新鮮です。

おねだりしたら、サプライズで返してくれたお弁当バッグに入っていたカップ麺



ダラダラすることが大好きな私は、いかにそれを正当化するか考えます。

特技の「怠惰と惰眠」に「放心」を追加して、虹夫さんを唖然とさせたのは最近の話。

休日は基本的に一日中自宅でのんびりでした。

 

一方で虹夫さんはダラダラが苦手。お休みの日は必ずどこかしらお出掛けしていたそうです。

 

一緒に生活するようになってからも、それはお互いに大切にしています。平日の苦痛を伴う早起きとお弁当作りは、週末のお互いの自由時間の為にあるようなものかもしれません。

週末だけは虹夫さんに起こされることなく、好きな時間まで寝ていられる幸せ。虹夫さんもストレスフリーです。

 

この週末もそうやって過ごしているわけですが、試しに昨夜は睡眠導入剤を服用せずに過ごしてみることにしました。絶対に寝て、起きて、仕事に行く必要がありませんもの。

 

するとどうでしょう。うつらうつらはするものの、ぐっすり眠れない。苦しい。

午前4時でしたが、結局お薬飲みました。それで9時頃までぐっすり。気持ちよく起きられました。

 

質の良い睡眠は大事です。虹夫さんにも寝ぼけた険しい顔ではなく、すっきりした顔で「おはよう」が言えます。

 

お薬はまだ手放せないけれど、虹夫さんとの距離感をキープしつつ明日も楽しみます。

おやすみなさい。

 

痒い所に手が届く

家事の大分類は「炊事・洗濯・掃除」ですが、小分類はもはや「名もなき家事」です。

 

結婚直後(今も直後ですが)、自分しか食べていない朝食の片付けをしたことをアピールした虹夫さんに「おめーしか食ってねーんじゃー」と言葉は悪いけれど可愛く不満をぶつけてところ、それ以来自分だけが食べた時はきちんと片付けてくれるようになりました。

 

それだけでも私には有難かったのですが、なんとお弁当作りも手伝ってくれるようになりました。

 

あまりにも私が毎朝眠くてツラそうに準備しているのが気の毒に感じたのが最初のようですが、今ではほぼ毎朝私がおかずを調理している間にお弁当箱にご飯を詰めてくれますし、冷凍食品も解凍してくれます。

 

メイクや髪のセットをしながら、この後はゴミを集めて袋を縛って収集場所に持って行って……、なんて考えてキッチンに戻ったら、既に虹夫さんがゴミ袋縛っていたなんてこともあります。

 

洗濯物を畳んでくれるのも当然のようにしてくれますし、そもそも毎朝洗濯機のスイッチを入れてくれるのも虹夫さんです。

 

水切り籠に入れっぱなしだった食器を棚に収納してくれるし、使ったフライパンに水を張ってくれていたのも嬉しかった。

 

大河ドラマを見ていたらお供のハイボールが空いてしまって、仕方なくテレビにのみ集中していたら無言で日本酒を注いでテーブルに置いてくれたりもしました。

 

結婚生活って、もっと自分ひとりで抱え込むものだと思っていました。

あまりに虹夫さんがよく気が付いてくれるので、先回りされて買い物が重複しないように、何か日用品を購入したら「ボディソープの詰め替えは買っておいたからね」なんてご報告しています。

 

虹夫さんと食べた別府冷麺

元々は汚部屋住まいだった私。

 

こんな私と一緒にいてくれることを選んでくれたのだから、結婚を機に虹夫さんには常に清潔な空間で過ごしてもらうのだと決意していました。気負い過ぎてもいけないとは思いつつ、強迫観念すら抱くくらい。

 

強迫観念に気が付いてからは、毎朝の安定剤を飲み忘れることが減りました。

 

虹夫さんが名もなき家事をさり気なくサポートしてくれているおかげで、今日も一日平和に過ごせて、夕食のときはささやかに乾杯しています。

 

お仕事はツラいけれど、朝も弱くて起こしてくれる虹夫さんを困らせてしまうけれど、明日もまた平和な一日になるといいな。

 

明日はお付き合いを始めた大切な記念日です。

いつもより、ちょっと贅沢しようと話しています。

 

酔ってないのに惚気ました。

失礼しました。おやすみなさい。

 

断髪式

一昨年あたりから、人生最後のヘアドネーションをしようと考えていました。

特に目的もなく髪を伸ばしていたのですが、せっかくなので3回目のヘアドネーションに挑戦出来ないかな、と。

 

本当は今年の初め頃には基準の長さを満たしていましたが、その頃に結婚式をすることが決まったので「こりゃ当分切る訳にはいかぬ」となりまして、挙式を終えて約1ケ月経った今、決行を相成りました。

 

選んだのは7年前に最初のヘアドネーションをお願いしたサロン。

 

その3年程後に別のサロンでもヘアドネーションをしています。

 

今回知ったのですが、その前回のヘアドネーション後にいろいろとルールが変更になったらしく、それまではサロンからカットした髪を協会へ送ってもらえていたのだけど、今は寄付者自身で発送する決まりになったそうです。

 

ただし髪の梱包(封入)や宛先の記入などはサロン側がしてくれるので、こちらは郵便局の窓口で送料を確認して切手購入して発送すれば良いだけ。特に難しいことはありません。

 

今回のサロンでは、ばっさりと切った約40cmの髪をチャック付きに保存バックに入れ、それを宛先記入済みの封筒に入れて帰りに手渡してくれました。

 

40cmか~。予想よりも5cmは長かったな。すっきりしたショートボブに整えて頂きました。

 

実はその日は夕食を虹夫さんのご両親から招待されていて、お会いするのが楽しみでした。

案の定、おふたりとも驚いていたけれど、さっぱりしていいね、と好評。

これで掃除もかなり楽になります。

特別公開

次に楽しみだったのが、その髪を洗う時です。

ずっと軽いだろうけれど、お母さんからは物足りなさを感じるかもね、とも言われました。

確かに長年多くて長くて重たかった髪でしたから。

 

シャンプーもトリートメントもずっと量が少なくて済むし、洗い流すのもあっという間です。

ドライヤーも数分。なんて素晴らしい。

 

最後は楽しみというより、恐怖が残ります。

それは『寝癖』

 

ロングヘアなら多少寝癖がついても巻いたり結い上げてしまえば誤魔化せますが、ショートヘアはそれが出来ません。念入りにドライヤーをかけておかないと、朝起きて悲鳴をあげることになります。

 

結果を言うと、思ったよりは酷くなかったです。

寝相も良くないので、それなりにグシャりましたが、まあ想定の範囲内という感じでした。

 

今後は白髪染めも考えていないので、ショートのグレイヘアを楽しむ予定です。

 

私を呼ぶ声

ひとつ前のブログを投稿した夜、虹夫さんから言われた。。

 

「読んだよ。軽く俺のことディスってない?」と。

 

いいえ、気のせいです。

 

 

引っ越しの際に、虹夫さんからお達しがあった。

旧住所にあった3つの大型本棚のうち、新居に持ち込んでも良いのはひとつだけである、と。

どの本棚も皆愛おしい。全てに思い入れがある。

 

それでも泣く泣く、一番の古株で頑丈な本棚と、新参者のカラーボックスは転居を許された。

 

友人からの長崎土産。2枚あるハズレの激辛は、見事に私たちにあたしました。

 

 

可哀そうなのは180cmもありながらすげなくあしらわれた可哀そうな子たち。

「この子にも、この子にも思い入れがあるの!」と虹夫さんに訴えてみたけれど、「そもそも本棚に“この子”とか言わんけん」と、かなり引き気味に返されただけ。悲しい。

 

SNSで譲渡先を募ったところ、意外にもすんなり申し出てくれる人が現れた。

 

引っ越しも済んで、少し落ち着いた頃に虹夫さんに頼んで軽トラでお届けに行った。エアコンの効きは悪いけど、ちょっとしたドライブを楽しむ。

 

先方は本が増えて、収納場所に困っていたそうです。

ありがたいことに2つ共まとめて引き取って頂けた。

 

 

ある朝、眠くて眠くて、でもお弁当作りと出勤の支度をしなければならず、何度も床に座り込んでは眠気と戦っていた。

 

やがて遂に耐え切れなくなった私は、虚ろな顔で呟いた。

 

「布団が呼んでる……」

 

虹夫さん、唖然。

 

「時々おかしなこと言うね」だそうですが、あ、時々ですか。良かったです。

 

感性の違いだろうけど、と虹夫さんは続けた。

 

「本棚は本棚だし、布団は呼ばないよ」と言われたのは、私にはかなり衝撃的だった。

 

布団に呼ばれた経験のない人なんて、この世にいるのか。

 

本棚は捨てたのではなく、里子に出したのだと言っても不思議そうにしている虹夫さんとは、根本的なところでは相容れないのかもしれない。

 

 

不満をぶつけるタイミング

少し前に、メンタルクリニックの診察日がありました。

 

前回の診察から約一ヶ月。その間に挙式をし、名前が変わり住所が変わり……。

 

新生活はどうかと聞かれて、夫である虹夫さんが如何に私に理解があって救われているかを話した。

 

普通なら私の独特な言い回しや行動に苛々してもおかしくないのに、虹夫さんはそんな私を見て楽しんでくれるし根気強く相手をしてくれる。

さすがに酔っ払って半生を語り出した時は「そろそろ寝ようか」と歯を磨きだしてけれど。

 

そんな優しい虹夫さんにも、多少なりとも不満はある。

 

私は朝食をとらないので、朝は虹夫さんが自分のタイミングで適当に食事をとるのだけど、その時に使った食器を片付けたことを、そも「俺、家事してる」かのようにアピールした。

貴方しか食べていないものを、何故私が当たり前に片付ける前提なのか。

 

元汚部屋住人の私は、現在は如何に虹夫さんに清潔で快適な空間で過ごしてもらえるか常に意識して、毎日水回りを片付けている。

その片付けたキッチンに、夜食に食べたラーメンの丼と鍋をそのままシンクに放置されたことがある。

せめて残したスープは捨てておいてほしかった、と思いながら片付けた。

 

そんな不満を溜め込まないように、きちんと伝えたところ、翌日の朝食後は自ら食器を洗っていたし、洗濯機も回してくれた。

その間に私はもそもそと起き出して、支度をして、虹夫さんが洗濯しておいてくれた洗濯物を干してから一緒に出勤する。

 

言ってみるものである。

 

そんな話をドクターに話したところ、溜め込まずに不満を伝えて互いに改善を図るのは良いことだけど、それを話すタイミングが大事だよ、と言われました。

 

そうなのです。

どんなにこちらに理があっても、ぶつけるタイミングを誤れば相手に伝わりづらいこともあります。

 

今回とても運が良かったのは、直前に虹夫さんのご両親に招待されて、ご自宅で食事をしたこと。

帰る間際、お父さんとふたりきりになる瞬間がありました。その時にお父さんが言ったのです。

 

「あいつ、我が儘やろ? まぁあんな奴やけど、よろしく頼むわ」と。

お父さんの気遣いが嬉しくて、帰宅後に虹夫さんに良い機会だと思って話しました。

 

「さっき帰る前に、お父さんにこう言われました。私は貴方を我が儘とは思わないけど、少し不満があります」

そうして、食器云々の話をぶつけてみた訳です。虹夫さんは黙って聞いてくれて、翌日から改善されたのは前述の通り。

 

ドクター曰く「もう何も言うことはないね」と。

 

どうやら今回のエピソードは完璧だったようです。やったね。

 

 

もう若くない年齢からの共同生活なので、あれやこれやと感情を衝突させながら関係を築き上げていく時間がもったいない。

せっかくもう若くないのなら、経験値からくる感情のコントロールとタイミングの図り方で、まるく穏やかに生きていきたいものです。

 

熟年新婚生活

入籍から約20日。

今夜は初めての、私と虹夫さんのフリータイムです。

 

虹夫さんとお付き合いを始めた頃から、お互いの自由な時間は尊重しようと決めていました。

 

元々虹夫さんはひとり飲みが好きで、毎週末は飲みに出ていた人です。私と付き合い始めてからも、基本的にそれは変わりませんでした。

 

この度めでたく入籍したけれど、やはりそれは変わらず。

それどころか今日までなんだかんだと多忙で一緒にばかり行動していたので、虹夫さんそろそろ限界来ていたかな?

この週末は夕方からひとりで出てくるから、と自ら宣言してきました。

 

私も長い独り暮らしで年中無休のフリータイムを20年以上生きてきたので、今こうして虹夫さんと生活出来ているのは幸せだけれど、やはり自由は欲しい。虹夫さんはまったく興味がないというミュージカル映画や、塩沢兼人さんが出演していた作品のDVDも思うままに鑑賞したい。

 

何より、こうしてブログを書く時間が欲しい。

 

酒飲みの酒飲みによる酒飲みのためのウェルカムドリンク

 

夕方から出掛けた虹夫さん。私はご近所のスーパーで買い物をして、入浴を済ませたら簡単な料理とハイボールを作ってテレビの前にスタンバイ。

独り暮らし時代からは何倍も大きくなった画面で、もう何十回も観ている『サウンドオブミュージック』を感動で打ち震えながら鑑賞しました。

 

こうしているうちに気付いたのだけれど、これまでは常に自由な時間しかなかったので無計画にダラダラ好きなことをしておりました。

でも、今夜は時間は未定だけれど虹夫さんは帰宅する。自由時間は有限なのでございます。

 

やりたいことをすべて虹夫さんが帰ってくるまでに満喫するにはどうするのが良いか。

少しくらいは部屋の片付けもしたいし。

 

超が付くくらいに苦手だった「計画性のある生活」が、半ば強制的に実践されることになった訳ですね。良かったのか悪かったのか? 勿論良いに決まっています。

 

熟年だからこそなのか、そういった流れが自然に受け入れられています。

 

 

若い頃だったら自我が勝って、相手を尊重するなんて考えが持てたかどうか。

考えは理解は出来ても、納得して実践出来たかどうか。

正直、自信はありません。

 

取り敢えず今夜はやりたかったことを一通り出来たので、これからもう一本缶ビール飲んじゃおうかな、とか思っています。

 

おやすみなさい。

 

【連載】アラフィフ婚への道22「今日お嫁にいきます」(祭りのあと)

披露宴の終わり、シェパードの「Home Town」で退場。

マットキャブの「LOVE STORY」でエンドロール上映。

そしてゲストのお見送りである。

 

おひとりお一人に自家製紅茶屋やまどりさんの紅茶を手渡しでプレゼント。やまどりさんはこの日のゲストのおひとりでもある。

さすがに生産者本人にその紅茶を渡すのはどうかということで、彼女には別のプレゼントを用意した。

 

だいぶゲストが去ってから、はたと気が付く。

 

タクシーチケット、いつ渡すんでしたっけ? (大間抜け)

 

隣で一緒にお見送りをしてくれていた兄に声を掛けたら慌ててチケット持って出口に走って行った。いや、本当に申し訳ない。

 

殆どのゲストは式場で手配したバスを利用していたので、あまり必要はなかったけれどそういうものでもないからね。

 

その際私も居ても立っても居られず思わずバス乗り場の辺りまで色打掛姿で走り回ってしまい、スタッフさんから慌てて呼び戻されたりした。その様子を見ていた号泣していた友人から「嫁ー!」と叫ばれたのはちょっと、いや、かなり面白かった。

 

虹夫さん、こんな落ち着きのない嫁で本当にいいですか? 今更ですか、そうですか。

 

改めてロビーに戻り、プランナーさんをはじめとした式場スタッフの皆さまからご挨拶を頂く。

感謝と祝福を言葉を頂き、こちらこそそれ全部お返ししたい気持ちである。

 

プランナーのTさんはこのブログも読んでくださり、本当にありがたい限りである。式が終わった後も読んでくださっているかな? 勢いで書いてるから読みにくい部分もあったと思う。そこはすみませんでした。

 

その後、着替えを済ませ持ち込みした荷物は後日回収することを確認。

支払い金額と支払いの方法や期日を確認し、私と虹夫さんはそれぞれの予定に向けて別行動をなった。

 

私は家族と宿泊するので、一度チェックインのためホテルへ。

その後、家族との二次会と喜寿祝いのために貸し切りのBarへ向かう。

 

虹夫さんはこの日来てくれていたお友達との二次会に、お馴染みの居酒屋へ。

私もBarへ行く前に少しそちらへ顔を出したのだけど、そこでこれでもかと花嫁の手紙を絶賛頂けた。あれだけ書けるのは凄い、お墓の話が良かった等。

お墓の話でこれだけ笑いが取れたのも、アラフィフという世代ならではと言えるだろう。

 

自分の素直な気持ちを率直に書いただけではあるけれど、これだけ褒めてもらえると調子に乗ってしまう。うむ、自重自重。

 

お店の大将からもお祝いを頂き、お礼を言ってBarへ移動。

本来この日Barはお休みだったのに、特別に開けてもらえて本当に感謝の言葉に尽きる。

 

そこでも大絶賛の手紙。

姪たちからは、自分たちのことが出てくるとは思わなくて嬉しかった、とも言ってもらえた。ここまでくるとむず痒いな。

 

そんなにも絶賛されるのに、何故私は書く仕事に就くことが出来ないままなのだろう。

ちょっと拗ねてしまったりもするが、今は素直に褒め言葉に喜んでいよう。

 

喜寿祝いに母に枕をプレゼント。無呼吸症候群なので、少しでもこの枕で改善出来ると良いと思う。

 

数時間後、今度は虹夫さんが顔を出してくれた。その直後に甥や姪達は疲れが出ていたので早めに切り上げたが、そこからも叔父や兄と大盛り上がり。

特に招待が直前になってしまった叔父には謝罪して、改めて礼を言った。

 

その叔父だが、スキンヘッドでちょっぴり強面。だけどとても気さくで歯に衣着せぬコテコテの関西弁なので、披露宴の中で妙に人気が高ったらしい。いろんな方と挨拶をしたようだが、皆さん印象深く残ったようだ。

 

叔父からも「俺は昔からお前の文才はよお分かっとった」と言われたが、大分と大阪で離れて住んでたのに、読んだことないでしょうが。調子のいいことを言う人であるが、そこがこの人の魅力だ。

 

翌日、別れる前に妹に言われたのが「以前より声が高くなってない?」というもの。

そうだろうか? と首を傾げるも、叔父の奥様から「幸せになると声が高くなるのよ」との説を教えてもらいビックリ。

 

今の私は、妹の知る昔の私より幸せらしい。虹夫さんのおかげであろう。ありがたいことである。

 

それから更に数日は、虹夫さんのご家族と親睦を深めてお酒も深くなってしまったり、SNSを通じていろんな方にお礼をしたり、式場への支払いを済ませたりと大忙し。

 

現在はその疲れが限界を迎えたのか、ちょっとばかり寝込んでいる。

 

 

まだまだ名前の変更手続きや引っ越し、転居届などやることは盛りだくさんだが、このブログは一区切りである。

 

遂に連載シリーズ「アラフィフ婚への道」も今回で最終回。

 

22回か。長かったな。約半年足らずか。

 

これ以降は熟年の新婚夫婦の日常を、出来ればイラストを交えて投稿していければ良いなと思っている。描く速度はかなり遅いので、投稿のペースも遅くなるとは思うが、楽しんで続けたい。

 

 

長丁場、お付き合いくださりありがとうございました。

また読みにお越し頂けると嬉しいです。