妙春堂の日常ーアラフィフ婚のすゝめー

アラフィフ婚にむけての日常つれづれ日記

地酒夜会に行ってみた

10月1日が『日本酒の日』ということで、昨年から始まったという大分の地酒夜会。

そう、この記事も10月1日の出来事です。

この日は大変濃密で、その日のうちに特筆するべきものだけでも書く、ということすら出来なかったのでございます。

 

地酒夜会は県内ほぼすべての酒蔵が参加して、来場者に自慢の商品を飲んで頂けるイベント。蔵元さんたちはかなり力が入っている筈です。ブースには圧巻の日本酒、焼酎のラインナップ。焼酎ブースからは大分ならではのカボスの香りもしています。

 

購入はチケット制で、前売りは2,000円の8枚綴り。当日は同じ2,000円ですが6枚綴り。どちらも記念グラスがもらえます。

 

私は久しく体調を壊して、外での飲酒を固く己に戒めていたのですが、なんというか、特典のグラスデザインが可愛かったのですよ。丸みのあるシルエット。さり気ない色で印刷されたイベントのロゴ。大きさも程よく小さめ。

 

買っちゃいました。当日チケット。

6枚綴りなので6杯飲むことも可能でしたが、1杯でチケット2枚の大吟醸に絞って3杯に抑えることにしました。

まずは一の井出の九六位(くろくい)。口に含む前から香りに酔わされます。味も甘くまろやか。さすが大吟醸

次に智恵美人。こちらも当然大吟醸を頂きました。こちらも美味しい~幸せ~♡

 

智恵美人を飲みながら、何か胃に入れなければと焼き鳥を二本(せせり・砂肝)を追加。周囲は意外にも女性ひとりのお客様も多くて、私も抵抗を感じなくなっていました。

なにより、翌日がラグビーワールドカップの試合が大分市内のスタジアムで開催されるということで、外国人の姿も多かったです。お箸を器用に使ってる方もいて、感心しきりです。

 

さて、焼き鳥は食べ終わりました。智恵美人も飲み干しました。残りのチケットではあと大吟醸を1杯しか飲めません。

 

実は私には、真の目的があったのです。地酒夜会とか、特に興味なかったんです。だから前売りチケットも買ってなかった。

私がこの会場に来た本当の理由は、日田市大鶴の井上酒造の百合社長にお会いしたかったからなんです。

 

不思議なオーラをまとった(と、私は感じている)百合さんは、初めてイベントでお会いした時(当時は専務さんでした)からネガティブな私を物凄い勢いで引き揚げてくれる力強さがありました。それも強引ではなく、とても優しい表情と言葉で。

私はこの方の半生を小説か漫画にして世に出してもらい、更に朝ドラになんてしてもらえたりしないだろうかと密かに考えているのです。今、公開したけど。

 

その百合社長がいらっしゃるという情報を得て、時間を確認した上で会場に入ったのですが、なんと社長、入りが遅れていらっしゃるとのこと。お忙しいのですね。寂しいけどありがたいことでもあります。

 

予定より約1時間ほど遅れて、百合社長は到着されました。お声を掛けて、私を覚えてくださってますか?と尋ねたら「勿論よー!」とハグしてくれました。その優しくて柔らかいこと。ほっそりしていらっしゃるのに、何故こんなにも柔和な感覚を覚えるのか不思議です。

 

最後の締めの1杯に残しておいたチケットで、井上酒造さんの大吟醸を頂きました。

美~味~し~いぃ~!!!まろやかさと濃厚さが違う!本当にびっくり。

勿論個人差のある感想で、私が井上酒造贔屓なだけと言われちゃえばそれまでです。

いいじゃないですか。私が幸せな気持ちになれたのですから。

 

この後も少しお話して、私はイベント会場を離れました。

百合さん…なんてもう慣れ慣れしく呼べないですね。百合社長から、Facebookで情報発信してるから是非にと言われたけれど、Facebook…私やってない。困った。

 

実は実は、この後パブリックビューイング会場にて知り合いからスパルタ式英語学習を強制されたり、前日に買ったばかりのイヤリングを紛失するショッキングな事件、どうしてもFacebookアカウントを作成せねばなならい事態が発生するなど、幸せな気持ちを台無しにするような出来事が怒涛のように押し寄せてくるのですが、それはまた後日、気持ちに余裕があるときにアップします。

おやすみなさい。