妙春堂の日常ーアラフィフ婚のすゝめー

アラフィフ婚にむけての日常つれづれ日記

記憶にない地震の思い出

今年は関東大震災から100年ということで、先月末頃から震災の検証や再現番組が多く放映されていますね。私は新聞は取っていませんし、雑誌も読まないので分かりませんが、特集記事なんかもたくさん掲載されているのだと思います。

 

正直に言って、私は震災や戦時中の映像などは見るのがツラくて避ける傾向にあります。でも、現実から目を逸らしてはいけないと言い聞かせて極力見るようにしています。

 

東日本大震災についてもそうです。のんきに仕事中に談笑したりしていた頃、現地で筆舌に尽くしがたい惨状が起きていた事実を忘れないように、いつ自身に降りかかってもおかしくないのだと気づかせる為に、定期的に流れてくる映像や声から逃げないように努めています。

 

とは言え、元々精神的に脆弱な部分があることも自覚しています。自己発生型の義務感も、無理のない程度に留めないといけませんね。

 

 

ところで地震と言えば、幼い頃に私が絡んでいながら一切記憶のないところで、姉に僻まれたことがあります。

 

まだ私が小学生の頃の話です。深夜、地震が起きました。

当時私は姉と2人部屋で、二段ベッドの下段で寝ていました。

上段で寝ていた姉は地震に気づき、その揺れの長さと強さに恐怖し、咄嗟に身を乗り出して私の名前を呼んだと言います。

その姉の目に飛び込んだのは、別室でやすんでいたはずの母が爆睡している私を庇うように覆いかぶさっている姿でした。

 

姉、嫉妬。

 

母としては、もしベッドが崩れた時に下段にいる私がつぶれないように守ってくれていたそうなのですが、仮にそうなった場合、姉と上段のベッドと母の重みで私、かなり重傷確定なんですけど。

 

瞬時に妹である私を心配してくれたことにはありがたかったですが、暫く姉からはぶつくさ言われました。ぐっすり眠っていた私としては「そんなん言われても……」なんですがね。

 

 

九州住まいとあって、特に南海トラフ巨大地震の話題には敏感になります。身内には首都圏に住む者もいて、首都直下地震とか怖くて不安になります。

 

万が一、今大きな震災に見舞われたら?

今なら、真っ先に誰かに連絡を取るとしたらレインボーさんです。とにかく安否確認を取ると思います。そして、リアルタイムでの避難確認。私自身も身の安全を確保する!

絶対に生きて会わないといけないですからね。

 

その為にも、改めて行政やら携帯会社などの民間経由の安否確認ツールの確認をして、もしそれらが機能していなくても、なんらかの連絡手段を確保しておかなくてはいけません。

そして防災意識をもっともっと高くしなくては。泣きたくも、泣かれたくもないのでね。

 

このブログ、レインボーさんも読んでます。今度時間取って改めてお話ししましょうね。

よろしくお願いしますね。

 

いつか必ずくる震災に備えて、命も心も守るよう対策をしていきましょう。

 

祝!1周年でございます♡

残暑が厳しいですね。皆さま体調を崩したりはしていませんか?

おかげさまで私は至って健康で元気です。

若干メタボ気味なのが不安要素ですが。

 

そんなワタクシ、昨日めでたくレインボーさんとのお付き合いスタートから1周年を迎えました。

人生初彼氏さんとの記念すべき1周年です。なにもかもが初めてで新鮮な1年でした。

 

私からは勇み足で1週間ほど前に普段使いが出来るカジュアルなシャツをプレゼントしていましたが、レインボーさんからは何かあるかな? フィットネスバイクはさすがに無理なのは分かっていますが(バッサリ断られているから)、他にも少しおねだりしていたから、どうかな?

 

月曜日だから飲みに行くという選択肢はなく、以前から予約していた贅沢和牛弁当をレインボーさんがアパートへ届けてくれるということになっていました。そのタイミングを期待です。

 

夕方、レインボーさんからの「着いたよ」のLINEを受けて、ウキウキしながら駐車場まで下りました。そこでは車のトランクで何やらごそごそしているレインボーさん。わくわく。

 

差し出されたのは某蔵元の紙袋。そして中からは4合瓶のリキュールと自家製梅酒、ハイボール缶の6本パック。ノベルティのグラス付き。爆笑!

 

いや、もうこんなにも私にぴったりのプレゼントがあるでしょうか! レインボーさん、さすが(笑)

 

おねだりしていたのとは違っていましたが、ちょうど手頃なグラスも欲しかったし、梅酒なんて23年なんていうレア物です。これは貴重。

 

記念のディナーは一緒にとはいきませんでしたが、それぞれ自宅で同じ和牛弁当を頂きました。お酒はプレゼントされた梅酒をソーダ割りで。濃厚でまろやかで深みがあって、とても美味しかったです。ロックでお替わりしちゃいました。

 

これからの1年、また1年と時間を重ねて、こんな面白くて笑えてしまうエピソードをたくさん作っていきたいな、なんて思っています。

 

レインボーさん、これからもよろしくお願いします。

 

人生諦めが肝心?

久しぶりにスーツを着る為に3日間のダイエットに挑戦中ですが、3日目の今朝の体重は1㎏しか減っておらず。これはどう足掻いても間に合いません。

 

諦めます。買い直します。

て言うか、もうさっき買ってきました。し〇むらで。

3年前は9号が余裕で着られていたというのに、今の私ときたら……。

 

でも! スーツは期限があったので買い直しという結末になってしまいましたが、ダイエットそのものは諦めませんよ。まだまだ継続して食事管理と運動を続けて、少しずつでも引き締めていきます。

 

その為にもやはりフィットネスバイクが欲しいところです。

唯一私が運転できる乗り物、それが自転車。

外を走るのは怖いので、ここは天候に左右されない室内運動が望ましいですね。ヘルメットもいらないし。

 

それで前回にもあるようにレインボーさんにおねだりしたんですけど、鮮やかに断られちゃいました。そりゃそうか。

でもねー、失業給付の中でその出費はかなり懐に響く。もはや痛い。今日のスーツ代だって厳しかったのに。

 

つくづくここ数年の自分を叱り飛ばしたいです。歳をとったのだから、若い頃の勢いで食べたり飲んだりしてたら駄目だって分かってたはずなのにね。

大いに反省です。

 

緊急ダイエット宣言

先月中旬から始めた女性専用体調管理アプリ。

基礎体温は勿論、体重と体脂肪率も管理が出来ます。

 

元々は酷い貧血症状や更年期障害かな? な症状のチェックのために取り入れたのですが、体重がヤバい状況になっていたので、そちらの管理にも丁度良かったです。暑くて外に運動に出る気にはなりませんでしたが、酵素ドリンクを取り入れた食事管理をしつつ体重と体脂肪率の推移をチェックしていました。

 

体重は10日程で4㎏は減ったのですが、そこで停滞。そして体脂肪率は上昇しました。

これは良くない傾向。やはり運動していないのが良くないのかな、などと考えてレインボーさんにフィットネスバイクをおねだりしてバッサリ切り捨てられたりしつつ、食事管理は続けていました。

 

そんな折、週明けにスーツを着なければならない事態が発生しました。

 

スーツ……。もう3年近く着ていない。そしてこの2年で激太りした。

それは、つまり……。

 

恐る恐る、パンツスーツを引っ張り出します。パンツのウエスト、キツっ……。

ジャケット、ボタンとまらん……。

 

最悪だぁぁぁぁーっ!!!!!

 

その瞬間から、集中的緊急ダイエットの強制スタートが決定しました。

丁度お昼頃で、その日の朝は海藻こんにゃくサラダを食べていました。夜は早めの時間に小さめの冷奴を食べて、そこから断食開始です。

勿論お酒も当分はお預けです。

 

すぐにレインボーさんにもこのことは伝えました。ダイエットに取り組む3日間は週末にあたります。週末と言えば、レインボーさんとのおデートです。美味しいものを食べて、楽しくお酒を飲むのがルーティンです。

 

つ・ま・り・・・

 

今週のおデートも中止が決定しました。あぁ……(嘆)

 

いやいや、嘆いている暇はありません。動画サイトで有酸素運動や筋トレの動画を漁っては片付いた部屋で大暴れ。滝汗かきながら、麦茶を煽って水分補給。

 

今朝は酵素ドリンクを割る大量の炭酸水に加え、もし空腹に耐えきれなくなった時の為に刺身こんにゃくと豆腐を購入。

これから本格的にファスティングダイエットがスタートです。目標は、そうだな、ウエスト5㎝減かな。

ということは体重はマイナス5㎏?! それを3日で!

きっつ!!!!!

 

しかし、やらねば。ここまで太ってしまったのは誰のせいでもなく自己責任。

短期集中、ストイックに頑張ります。

 

たまに生じる認識のズレ

私とレインボーさんは共通点もあるけれど、キャラクターは真逆です。

 

男兄弟の真ん中のレインボーさんと、三姉妹の真ん中の私(一番上に兄がいますが)

同学年で

お酒が好き。

共通項はそれくらいじゃないかな? それ以外はことごとくタイプが違います。

 

年齢が同じだけあって見てきたテレビ番組や流行ものなど、話題は合うのですが好みは異なっていて、レインボーさんはバラエティーの、特に今でいうリアクション芸人さんが好きです。

私は特に好きなものは無く、その時にテレビで流れていたものをおとなしく見ているだけで、クイズ番組も歌番組もなんとなく眺めている子供でした。父の影響で基本はニュースやドキュメンタリーを見ることが多かったかな。

 

あ、でもドリフはレインボーさんも私も大好きです。ザ・ドリフターズは偉大。

 

美術館や博物館が好きで、お寺や神社の意匠を見るのも大好きな私に対して、レインボーさんはきょとん顔。

先日もデパートの画廊で『水森亜土展』があったので一緒に立ち寄ってもらったのですが、作品の数々に私が「可愛いー」「セクシーで素敵ー」とうっとりしているのを、レインボーさんは苦笑いで付いてくるだけ。退屈させてしまった……。

 

もふもふな小動物が好きで、特に猫はいつか飼いたい私に対しても、レインボーさんは無反応。

中でも犬は基本的に苦手らしく、小型犬や猫なら平気らしいです。

 

幼少期は人見知りが激しくて、今でも根っからの引きこもり体質のインドア派な私。休日は自室でのんびりするのが落ち着きます。

一方、生傷が絶えない活発な少年期に、休日は用がなくても外出しないと落ち着かない行動派なレインボーさん。社交的で顔もかなり広いです。

 

 

そんな陰キャと陽キャの私たち。そもそもお付き合いは、ちょっと複雑なスタートでした。

 

私としては、お互いに気持ちが通じ合ったと思えた日が印象深く感じていました。だからその日が私の中での記念日だったのです。

 

でも実はこの時、私は明確に言葉で意思表示はしていなかったのです。それがレインボーさんには不安だったのか、後日改めてランチをした時にそういうことで良いのか確認をされたのです。

 

ひとりで舞い上がっていたことを反省した私。改めてお互いに「よろしくお願いします」をしたのでした。

 

はい、ここでふたりの間に認識のズレが生じました。分かりましたよね?

私は最初に感じた認識のまま、今日まできてしまいました。そしてレインボーさんは、言葉で伝えあった日がスタートだと認識していました。その時差、約1週間。なんてこったい。

 

丁度私が記念日だと思っていた日は週末で、お泊りの日でもあったので事前にプレゼントを部屋に準備していました。そしていつものお店でふたりで飲んでいました。そこへ共通のお友達が現れて、お喋りをしている中で私たちの付き合いの長さの話になったのです。

 

「1年」と応える私。

「ほぼ1年」と応えるレインボーさん。

……ん?

 

「付き合うことになってからは1年だけど、言葉にしたのはもう少し先」と付け加えられて、ハッとする私。いやだ~、私ってば勇み足~! と、内心頭を抱えました。

仕切り直せばよいものを、準備したプレゼントを更に1週間置いておくのもなんだなと、その夜ほとんど眠りかけているレインボーさんに私は半ば強引に手渡し。レインボーさんは当然面食らっていましたが、快く受け取ってくれました。

 

今回は完全に私の思い違いでしたが、人格も生き方も性格も何もかも違うのですから、認識にズレが生じるのは無理もないとは思います。こういうのって、男女の性差からもくるものなんでしょうか? ちょっと気になりますが、そういう違いを歩み寄ってすり合わせていくのがこれからの課題でもあるんだろうな、と感じています。

 

長い長いお付き合いになる予定なので、そういうのも意識して生活していく必要がありますね。気を引き締めます。

それでは本日はこの辺で。秋の気配も近づいていますが、まだまだ暑さにはご用心です。

 

私の親(悪)友

タイトルは親(悪)友本人からの希望です。

書きにくいのでここからは「Mちゃん」と表記します。

 

Mちゃんとの出会いは高校生の頃。同級生でした。当時からどこか他の子と変わったところがあるとは思っていましたが、今なら分かります。

強烈な中二病なんです。

 

これまでの私のブログに自分のことが殆ど書かれていないと拗ねられてしまい、「友達やめるー」なんて言い出したので、急遽こうして彼女のことを書きだしていくこととしました。

本当は「親(悪)友」シリーズでの連載を希望しているようですが、あれ疲れるねん。だから一先ずは単発で勘弁してくれ。すまんの。

 

高校時代はそれなりに仲よくしていたと思うのだけど、卒業後は一時連絡が途絶えました。

それが復活したのは、20代になってから。当時の友人が集まるという中に彼女はいました。

そこからたびたび連絡を取るようになり、彼女の結婚などで県外に行ってしまったあとも帰省時に都合があえば会っていました。

 

私が重度の鬱病になった時も心配してくれて、まだ小さな子供がいたのに車で駆けつけてくれたりもしました。

 

そんなMちゃんですが、先に書いたように中二病です。私の同級生なので、アラフィフです。かなりこじらせているレベルなんじゃないかと思いますが、全開の時はとても元気そうだし私も楽しいので気になりません。

さすがに電話で14時間語られた時は「寝なさいな」とは思ったけど……。

 

中学生や高校生ならまだしも、睡眠不足が覿面に響いてしまうアラフィフが昼前から深夜まで喋り続けているのだから、もう体力も精神力も凄い。何をそんなに話すことがあるのか驚かれる向きもあると思います。

 

Mちゃんは、とにかく知識が豊富なのです。どこまでも広く、そして深くなんでも知っています。知っているだけではなく、それを解説する話術にも長けています。語彙も豊富なんですよね。だから語りだすと、あれもこれもと網羅する解説が始まるのです。で、長くなる。

 

文章を書きたいのに知識が乏しく表現力も無い私にはとても羨ましいのですが、何故か彼女は文章と

いう表現方法が苦手らしいです。勿体ない。

あと、イラストの技術がかなり高いことも書き足しておきます。

 

それと、彼女は根っからのお世話焼きさんです。私がひとつ悩みを相談したとします。するとあらゆる角度からの原因と対策を懇切丁寧に話してくれるのです。本当に、丁寧すぎると言っても良いかもしれません。

だから話す時間も長くなるのかな。

 

こんなに心優しい細やかな女性ですが、発言は過激です。彼女との会話の中で、もうたくさんの人が海に沈められています。もちろん冗談なのですが(本気で言ってたら当然止める)、その発言だけを聞いていたらかなりの危険人物と誤解されかねません。

そこはたぶん、かなり損をしている。

 

実はこの記事の冒頭もMちゃんから「このように書け」と指示の文章を受け取っていましたが、かなりかっ飛ばした内容だったので無言で却下しました。怒られそう……。

 

実はまだ「これを書けー!」と言われていることの半分も書けておりません。

まだまだネタの宝庫なMちゃん。もしかしたら本当にシリーズ化するかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

無事に完走出来ました!感謝!!

昨日、無事に全13話に及ぶ連載エッセイ『アラフィフ婚シリーズ』が一旦完結しました。お読みくださった方、ありがとうございました。

今偶々ここに出くわしてしまっただけで、まだ読んでいない方、よろしければチラ見でもしていってください。私が無言で喜びます。

 

長い独り暮らしで生来のだらしなさも手伝って、とんでもない汚部屋の住人になっていた私。それがレインボーさんとお付き合いをするようになったことで一変、汚部屋からの脱却を目指すことになります。

レインボーさんをはじめ、たくさんの方の協力や善意を得て、ようやく人並な生活を手に入れたあとは本格的に将来について考えることに。

 

言うて、アラフィフです。終活を考える年代ですよ。

女に生まれながら、出産と育児を経験出来なかったのは少なからず(いや、かなり)寂しさは感じますが、こればかりはしかたがありません。その分、次世代や子育て世代になにかしら支援・貢献が出来ればいいな、なんて秘かに思っています。

それも含めて、レインボーさんとは今後のことを少しずつでも話をしていかないといけませんね。

あ、まずは早くお仕事始めなきゃ(焦)

 

今回の連載では最終的に結婚には至っていませんが、たぶん自然とそうなると思います。

連載の中でも書きましたが、今更法的な結婚という手段を取らなくても良いとの意見もあるかとは思います。年齢的にもね。私も出来ることならそう出来ればと考えています。

でも、現行の法整備ではやはり婚姻届を出して姓を統一するのが何をするにしてもスマートにことが進むんですよね。不本意ですが。

いつか私と同じ思いをもつ方々が、なんの障害も無く夫婦別姓を選択出来る時代がくることを願います。

 

ところで、普段のブログと連載エッセイとでは文体を変えています。通常は「ですます調」で書いていますが、連載では「である調」で書きました。一応差別化を狙っていたのですが、大した変化ではなかったかな? 精進しなければ。

 

最後に今回の連載を書くことを許してくれたレインボーさん、本当にありがとうございました。

ふたりでのやりとりを全世界に公開するのですから、抵抗が全くないわけがないと思うのです。それを、文章の変換ミスを指摘するのみに留めてくれたのは本当に優しいと思います。角度によっては私の承認欲求に強引に付き合わされているだけと見えますしね。

中でも市役所での私の行動は、かなり驚かせてしまったようです。あの記事を投稿するときには、私も更新ボタン押したあともドキドキしてました。

 

今後は連日というよりは、なにかネタがあれば投稿をする流れになると思います。レインボーさんとのこととか、お酒のこととか、お友達、ダイエット等々……。

そのときは、またお付き合いくださいね。

 

では、本日はこの辺で。良い一日をお過ごしください。