アラフィフ婚のすゝめ

アラフィフ婚夫婦の日常つれづれ日記

痒い所に手が届く

家事の大分類は「炊事・洗濯・掃除」ですが、小分類はもはや「名もなき家事」です。

 

結婚直後(今も直後ですが)、自分しか食べていない朝食の片付けをしたことをアピールした虹夫さんに「おめーしか食ってねーんじゃー」と言葉は悪いけれど可愛く不満をぶつけてところ、それ以来自分だけが食べた時はきちんと片付けてくれるようになりました。

 

それだけでも私には有難かったのですが、なんとお弁当作りも手伝ってくれるようになりました。

 

あまりにも私が毎朝眠くてツラそうに準備しているのが気の毒に感じたのが最初のようですが、今ではほぼ毎朝私がおかずを調理している間にお弁当箱にご飯を詰めてくれますし、冷凍食品も解凍してくれます。

 

メイクや髪のセットをしながら、この後はゴミを集めて袋を縛って収集場所に持って行って……、なんて考えてキッチンに戻ったら、既に虹夫さんがゴミ袋縛っていたなんてこともあります。

 

洗濯物を畳んでくれるのも当然のようにしてくれますし、そもそも毎朝洗濯機のスイッチを入れてくれるのも虹夫さんです。

 

水切り籠に入れっぱなしだった食器を棚に収納してくれるし、使ったフライパンに水を張ってくれていたのも嬉しかった。

 

大河ドラマを見ていたらお供のハイボールが空いてしまって、仕方なくテレビにのみ集中していたら無言で日本酒を注いでテーブルに置いてくれたりもしました。

 

結婚生活って、もっと自分ひとりで抱え込むものだと思っていました。

あまりに虹夫さんがよく気が付いてくれるので、先回りされて買い物が重複しないように、何か日用品を購入したら「ボディソープの詰め替えは買っておいたからね」なんてご報告しています。

 

虹夫さんと食べた別府冷麺

元々は汚部屋住まいだった私。

 

こんな私と一緒にいてくれることを選んでくれたのだから、結婚を機に虹夫さんには常に清潔な空間で過ごしてもらうのだと決意していました。気負い過ぎてもいけないとは思いつつ、強迫観念すら抱くくらい。

 

強迫観念に気が付いてからは、毎朝の安定剤を飲み忘れることが減りました。

 

虹夫さんが名もなき家事をさり気なくサポートしてくれているおかげで、今日も一日平和に過ごせて、夕食のときはささやかに乾杯しています。

 

お仕事はツラいけれど、朝も弱くて起こしてくれる虹夫さんを困らせてしまうけれど、明日もまた平和な一日になるといいな。

 

明日はお付き合いを始めた大切な記念日です。

いつもより、ちょっと贅沢しようと話しています。

 

酔ってないのに惚気ました。

失礼しました。おやすみなさい。