アラフィフ婚のすゝめ

アラフィフ婚夫婦の日常つれづれ日記

母は偉大

皆さんは生卵を購入した時、買い物袋の底に入れますか? それとも他の商品を詰めてから最後に載せるように入れますか?

 

私は「下派」、つまり最初に袋の底に置くのですが、虹夫さんは「上派」、つまり最後に載せるタイプだということが少し前のお買い物で判明しました。

 

お互いに「何言ってんの?!」とビックリ。

虹夫さんは「潰れちゃうじゃん」と言いますが、卵は縦からの圧に強いので、上からどんなに重圧が掛かっても簡単には潰れません。

 

最後に入れると、袋の中で傾いてしまっていろんな方向から圧が掛かって割れやすくなるとも思いますし。

 

そこで意見は真っ二つ。珍しく相容れません(いや、いつものことか)

 

SNSでもご意見を募ってみましたが、お友達からの意見は圧倒的に「上派」。

というか、「上派」しかいない。そんな馬鹿な。

 

記事とは無関係な、別府市にある泡盛と沖縄そばのお店。品揃えが凄い。

 

納得のいかない状態が何日も続いたある日のことです。

 

その日は虹夫さんのご実家から夕食に招待されていました。

月に1回程度のペースで開催されているこの夕食会で、虹夫さんと意見が分かれた上に誰からも賛同してもらえないと、今回の買い物袋における卵の位置の話をしました。

 

「私、下に置くよ」とお母さん。

 

おかあさまーっ!!(歓喜)

 

「ほらほら! 下派いるやん!」と、鬼の首を取ったように虹夫さんにアピールする私。まるで子供です。

 

長年そうしてきたというお母さん。ですよねーと私も嬉しくてたまりません。

いつも言い負かされている虹夫さんに、初めて勝てた気分です。

勝負事じゃないけど。

 

以来、お買い物で卵を購入すると、虹夫さんも最初に卵を買い物袋に入れてくれるようになりました。決裂した意見が、綺麗にまとまった瞬間でした。

 

喧嘩にもならない些細な論争でしたが、本当にしょうもなくて犬も喰わぬとはよく言ったものです。

 

お母さんの鶴の一声、とも言えますね。