アラフィフ婚のすゝめ

アラフィフ婚夫婦の日常つれづれ日記

人の一日は挨拶に始まり、挨拶に終わる

昔観た映画の中で、主人公が自分のすることが上手くいかないことに機嫌を悪くして、家族にもきつく当たってしまう場面がありました。そんな主人公に妻がタイトルの言葉を掛けるのです。

おはよう、いってきます、おかえりなさい、ありがとう、ごめんなさい、おつかれさま、おやすみなさい。

私が虹夫さんとお付き合いするようになって、特に意識して使っている言葉です。

 

至極シンプル。だけどとても大切で重要な言葉です。そんな挨拶の言葉、皆さんはどんな場面でどんな人たちに掛けていますか?

 

新年が明けて本日は七草粥の日ですが、お粥は置いておいて、今更ですが新居から一番近い神社にお参りに行ってきました。以前から存在は把握していましたが、そこへ行くには交通量の多い道の狭い歩道を行き、更に細い路地に入るのでなかなか億劫になっていたのです。

 

ですが、元旦に義実家のご両親と虹夫さんに連れられて氏神様に初詣に行ったり、地元の産土神を祀る神社、職場近くにある弁天様にお参りに行ってきて、改めて今住んでいる土地の神様にご挨拶せんでどうするよ! と思ったのです。

 

今日は私だけ早く仕事が終わったので、虹夫さんはいないけれどひとりでその神社へ行ってきました。遠くからでも立派な大樹の姿が見えるので、そこを目指します。あっという間に付きました(笑)

 

普段は無人の小さなお宮で、鳥居もこじんまりとしていましたが、お賽銭を入れてご挨拶。

昨年よりこの土地に移り住みました、〇〇です。ご挨拶が遅くなり申し訳ありません、とお詫びも忘れずに。

お参りの後、ちょっと裏へ廻ってみると遠くから見えていたご神木の楠が思いのほか立派過ぎて唖然。もうね、巨木です。大きな柵の中に囲われているのですが、そこにあった看板によると樹齢400年は経っているそうです。

傷みもあるようですが、大切に手入れをされているのが分かります。きちんと注連縄も新しいものに取り換えられているようでした。

 

引っ越しの挨拶も、新年の挨拶も出来て、特に信仰心もないけれどなんとなく安堵感を覚えました。

今年の大晦日には、きちんと1年の感謝のお礼を伝えに行かねば。

画像下手くそ選手権ノミネート作品「ご神木」



そうそう、新年の挨拶と言えば前述しましたが義実家へも行って来まして、お義父さんがかなりご機嫌になったりしましたが、そこにもご親戚が新年の挨拶をしにいらっしゃいました。お仏壇に手を合わせて、他にご用事があるらしく早々にお帰りになりましたが私も嫁としてそれなりにご挨拶が出来たのではないかな?

 

て、若い嫁ならいざ知らず、49歳にもなって満足に親族に挨拶も出来んでどうする。

 

どんなに喧嘩をした翌日でも、「おはよう」は必ず言いあうという夫婦のルールはよく聞きます。幸い我が家はまだ喧嘩になったことはありませんが、もしも今後そんな危機が訪れても、必ず挨拶は忘れないようにしようと思っています。

私の方がへそ曲がりなので、こんなこと言ってる私が意地を張りそうではありますけどね。