アラフィフ婚のすゝめ

アラフィフ婚夫婦の日常つれづれ日記

遂に訪れたその日

2023.05.07

4月上旬から、少しずつ再開していた汚部屋のお片付け。

なかなか捗ないまでも、僅かずつですが不用品の山が小さくなっていくことを励みにしていました。

 

お友達からは早く彼をお部屋に招待してあげなさいとせっつかれますが、とても他人様にお見せ出来る状況ではないと言い訳をしていました。彼もお友達に「汚部屋だから上げてもらえない」なんて面白おかしく言っています。うぅ、事実だけど(いや、事実だから)心苦しい。

最近ではどれほどの汚部屋なのか見てみたい、なんて言い出すし…。

 

そんな4月23日(日)、私は意を決します。一度、彼にこの悲惨な汚部屋を見せよう、と。

その日はお出掛けをしました。日曜日なので、私が楽しみにしている大河ドラマまでに帰宅する為にスケジュールは大抵夕方までです。

車で私をアパートに送り届けてくれている彼に、部屋を見るかと尋ねました。彼は「いや、今日はいいや」なんて言いますが、私はもういっそ思い切って見てもらって、自らを追い詰めようと決めていました。

 

半ば強引に車から降りてもらい、部屋へ案内しました。

扉を開けた途端に展開される、靴が散乱した玄関。回収日までに待機しているごみ袋が積み上がったお台所。書籍で溢れかえった居室。

「きったね」と小さく漏らす彼。

 

知ってる。正直なところが貴方の美徳よ(泣)

 

彼にしてみれば、汚部屋と言っても高が知れているだろうと思っていたようです。

甘いですよ、この私ですよ? 嘘は言ってないでしょ? 本当に凄いよ、て言ってたじゃない。

 

2週間以上お片付けしてから見てもらってこの反応。あぁもう本当にマジでヤバいしあかんです。

 

そこから火が付いたのか、お片付けが加速しました。部屋の中でもポイントを決めて、一日がかりで集中してお片付けをしました。衣類の大半は処分しましたし、靴や積み上がっていた靴の箱もごっそり処分。ベランダの隅っこで長年放置されていた室内物干しも解体しました。

 

ちょっと面白かったのは、玄関の棚奥から引っ張り出された12本もの傘。独り暮らしでそんなに要る? 我ながら驚いて、彼に画像付きで報告のLINE。

『捨てなさい』と、至極簡潔に返信がきました。当然ですね。

 

年季の入った電子オーブンレンジ(昭和生まれ)や、トースターも磨き上げました。

埃まみれの扇風機も分解して丁寧に拭きあげて、夏の準備もばっちり。

 

時々彼が進捗を尋ねてくれるので、部屋の様子を画像に撮って送ったりしてモチベーションを保つようにもしていました。

 

そして遂に昨日、お出掛け前に再度彼に部屋へ来てもらいました。

回収待機ごみがまだまだ残っているものの、テーブルも床もすっきりしています。

「おぉ、すげぇ。頑張った!」と言ってもらえて安堵する私。

まだ押し入れや本棚の中までは整理整頓に至っていないけれど、「これで“汚部屋”じゃないでしょ?」と尋ねたところ、「うん、“散らかった部屋”かな」と。

 

ありがとうございます! 遂に汚部屋を卒業です! そして散らかった部屋へ昇格です!

よく頑張った私! 本当はここまで荒んだ部屋になる前にどうにかすれば良かったけど、それはもう過ぎたこと。これからまた散らかさないようにしつつ、更に今度は『清潔感のある部屋』を目指すのです。

 

この日のお出掛けで何人かのお友達にも会えましたので、ようやく私のお部屋に彼を上げることが出来た報告も出来ました。皆さん喜んでくれたようです。

皆さん、うちが汚部屋なのは理解してくれてた訳だし。

早くも次の段階なのか、結婚は? と聞かれてしまうことには閉口ですが…。

 

実は先月末をもって、派遣の契約を終了して今月から無職になった私。

つつじの満開になる頃にはお仕事辞める! と以前のブログで騒いでおりましたが、今年はつつじが異例の速さで咲き始めたので、勤務最終日には殆ど散ってました。

 

それでも、これで時間はたっぷり取れることになりました。

鬱の症状も、お仕事を暫く離れることできっと回復してくれます。と、思います。そう願います。

それまでは、お片付けをしつつ、ダイエットもして、お料理のコツを探りながらレパートリーを増やしていきたいと思っています。

 

応援してくれるお友達もたくさんいます。私というより、彼に対しての応援の延長というのが正しいのですが。人望のある人なのです。

 

さて、ゴールデンウイークも本日で終わります。明日から本格的に無職であることを実感することになると思いますが、生活リズムは狂わないように規則正しい毎日を過ごさないといけません。

不眠症対策もきちんと継続していきますよ。ヤクルト1000も飲み続けるつもり。

 

ゴールデンウイークを満喫した皆さん、お仕事に従事した皆さん、なんの因果かこのブログを読んじゃった皆さんの明日からが、充実した日々となりますように。

おやすみなさい。