アラフィフ婚のすゝめ

アラフィフ婚夫婦の日常つれづれ日記

すっかり明けてましたね おめでとうございます

2023.01.09

うっかりのんびりしている間に、成人の日になっていました。

七草粥、食べてないや。鏡開きするお餅もない。そんな年明けでした。

 

元日はのんびり過ごして、2日は彼と初詣からの新年会へ。

神社では揃ってお神籤を引きましたが、私は大吉! 彼は末吉でした。初詣だと特に大吉率高いと思っていたけど、そうでもないのかな?

因みにお神籤の内容は全体的に良いものでしたが、『恋愛』の項目にゲフッてなりました。

 

「自我を抑えれば大吉」

 

つまり、我が儘は控えなさいということですよね? 最近、ついつい甘えて彼に我が儘を言っている自覚があったので、神様はしっかり見ておられるのだとアワアワしてしまいました。

くれぐれも気を付けて、彼に迷惑を掛けないようにしたいと思います。

 

4日の仕事始めがきたら、すぐに成人の日を含めた三連休が世の中には待っていたと思います。

が、私の三連休は中日だけがお休みで、それ以外は休日出勤でした。

データ、片付かないんですよ。納期に間に合わないんですよ。新年早々、なかなかハードです。

 

スタッフ仲間さんとくたくたになりながらの退勤。

明日も急ピッチで作業をこなさなければいけません。大丈夫かな、私?

心配ではあるけど、最近は比較的体調も良好なので、まぁ大丈夫でしょう。たぶんね。

 

 

さて、ここから唐突に年末年始にひとりで楽しんでいたことについてお話します(本当に唐突)

 

子供の頃からミュージカル映画が大好きです。と言っても、タイトルはそんなに知らないのですが。

 

偶々ユーチューブで豊富な洋画作品から構成されたシンクロムービーを視聴して、その中に大好きな作品が数多く引用されていたことに刺激を受けて、衝動的に幾つかDVDをポチってしまいました。それらを中心に、手持ちのDVDも引っ張り出して、連日ミュージカル映画三昧!

 

まずは『ヘアスプレー(2007年)』

最近は渡辺直美さんの主演で、日本でも舞台化されましたね。

私にとっては、デパートの事務員時代に同僚から借りたDVDが切っ掛けです。パッケージにジョン・トラボルタの名前があるのに、どこに出てきた? と、超とぼけた感想を持ってしまってました。本当にお間抜けでした。

時代背景を思うと胸が苦しくなる場面もありますが、すべてのキャラクターがまっすぐに自分を貫いて生き生きとしているのは痛快です。

個人的に、現在ヘアドネーションに向けて髪を伸ばしているので、ちょっとお遊びで作品に出てくるようなヘアスタイルに挑戦してみたいな、なんて思ってしまいます。

 

次に『ウエスト・サイド・ストーリー』の1961年版と2021年版です。

西暦で分けると長いので、昭和版と令和版って表記しますね。

元々両親の好きな作品だったのでストーリーは知っていたのですが、高校生の頃にテレビで放映された際、ジェット団のリーダー・リフの吹替が塩沢兼人さんだったことでのめり込みました。

昭和版のDVDは幸いにしてこの音源が使用されていて、VHSに録画したのをうっかり消してしまった忌まわしい過去も今では帳消しです。

令和版は劇場でも観ていますが、改めて比較しながら楽しみたくて、自分へのお年玉としてブルーレイを購入。

技術が格段に上がった令和版は、当然映像も構成も見事だし、設定がより深みを増していてお見事としか言いようがありません。

でも、ダンスと歌は、昭和版の方か私は好きかな。

リタ・モレノが令和版に出ていた上に、令和のアニータに駆け寄る姿は胸にきます。

 

『メリー・ポピンズ』(1964年)

ジュリー・アンドリュースの代表作で、大っ好きな作品です。

子供の頃に初めて見た時は、メリーの魔法とバートの明るいキャラクターにとても楽しませてもらいました。軽快な歌とダンスも最高に素敵で、登場人物のジェーンやマイケルと一緒に笑顔になったものです。

でも、大人になってから改めて見ると、それまで怖かったジェーンたちの父親であるジョージ・バンクス氏に感情移入してしまう部分がかなり大きく感じられました。

同時に、自分の父親に対する畏怖や感謝も。

 

子供時代に触れていたものに、歳をとって改めて触れた時の変化は驚きと共に新鮮さと喜びを感じさせてくれるものです。

 

『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年)

こちらもジュリー・アンドリュースの代表作ですね。

メリー・ポピンズと違って、こちらは初めて観た時から父親役のクリストファー・プラマー演じるトラップ大佐、好きでした(笑)

時代背景を考えると、こちらもかなりツラい作品です。リーズルとロルフには幸せになってほしかったです。こんな時代でさえなければ、と思わずにはいられません。

男爵夫人の粋な姿と、ラストで罪を犯したと懺悔するシスターが愛おしいです。

 

『王様と私』(1956年)

ユル・ブリンナーが最高にセクシーな傑作!

こちらも昔テレビで放映されていたのを見たのですが、歌と衣装が素敵だったので大人になってからDVDを購入しました。

子供の頃は王様を怖い暴君のように感じていましたが、改めてみるとなんと繊細で思慮深いことかと感嘆します。その時代と文化では当然の振る舞いもしながら、変わって行かねばならないという葛藤とも戦っていて。

因みにこの作品の中で一番好きな登場人物は、王様の第一夫人レディ・チャンと、皇太子のチュルランハン王子の母子です。

数多くいる妃の中の頂点で威厳がありながらも控えめ。王様も一目置いているのが分かるレディ・チャン。

偉大な父を尊敬しながらも、はっきりとした物言いをする聡明なチュルランハン王子。

 

あれ? これ半世紀以上前の作品なん? と衝撃を受けますが、現在でも舞台で人気を博しているのが納得の名作です。

 

こうして振り返ってみると、かなり充実な年末年始休暇を過ごしたんだな、私。

良い年越しです。

 

今年は春を前にお仕事の契約が切れます。その先は分かりません。

新しいお仕事が決まってくれるのが最良ですが、仮にそうならなくても、少し休みたかったのでそれでも良いかな、なんて思っています。

本を読む時間も欲しいですしね。

 

新しい年は始まったばかりです。

皆さまの1年が、実り多い幸せいっぱいなものとなりますように。