アラフィフ婚のすゝめ

アラフィフ婚夫婦の日常つれづれ日記

虹が架かりました

2022.11.23 

お久しぶりの更新です。

 

先月健康診断に行ってきました。

派遣契約の都合上、直前に日程が決まったのもあって付けたかったオプションは、半分は断念。でも幸いにも子宮頚癌の検査は受けることが出来ました。

 

で、そこで新たな所見を食らいました。てっきり筋腫の大きさの変化を指摘されるくらいだと思っていたので、正直びっくり。

後日届いた健診結果にも、専門機関を受診してください、とありました。

ただし、紹介状を出すほどではなかったらしいです。昨年の筋腫もそうだったな。

 

前回婦人科を受診して、丁度1年ほどが経過しています。本当は春先にも再度受診するように言われていたのですが、すっかり忘れていました。

これは、きちんと行かなきゃいけませんね。

 

周囲に少しばかり不安を愚痴りつつ、土曜日の朝イチに40分歩いて婦人科のクリニックへ行ってきました。

 

新しい所見だったモノはあっさり切除していただき、これから検査に回すとのこと。その切除した物を目の前に出された時は、さすがに私でも軽く引きましたけど。

だって、検査台から戻って椅子に座った時、デスクの上にさっきまでは明らかになかったケースが置かれているのですもの。これなんだろう? とは思ったけど、さっきまで私の身体の一部だったものが入っているなんて思いもよりませんよ。

BB弾より大きくて、パチンコ玉よりは小さかったような感じでした。薄いピンク色で、切られた部分がふわふわしてました。

 

さて、筋腫についてです。前回は経膣エコーで検査をしましたが、今回はそれだと上(お腹側?)の方が見えにくいということで、お腹の上からエコーを当ててもらいました。

ドクター、お顔が険しいのですけど。

 

「前回(1年前)の僕の所見と随分違うんだよね」というドクター。それは、この1年でかなり筋腫が大きくなったということなのでは?

 

そんな時、カチカチと操作をしながらドクターが呟いた言葉を私は聴き逃さなかった。

「7センチ…」

 

ななせんちぃ???

ななせんちって、7㎝?! そんな大きな筋腫が私のお腹の中にいるということ? しかも以前から、筋腫の数は複数あるっていってたやん。少なくとも今回のエコーで3箇所はマーク入れてたやん。

 

これ、結構ヤバいのかも?

 

改めて対面でお話させていただいた際にも、ドクターは怖いことを言いました。

「癌の所見を受けたことはない?」

「ないですっ」と食い気味に否定しました。

 

癌の可能性、あるのかなぁ? あるとすれば、秋の健康診断で頚癌検査を受けて問題がなかったのだから、体癌か。

開腹かなぁ? 腹腔鏡かなぁ?

どうしよう、へこむ。

 

取り敢えずその日はそこまで。

2週間後に切除したブツの検査結果を聞きに、再度来院の予定です。

筋腫については、年度が変わる前に一度診察を受けるように言われました。

 

どうか、癌ではありませんように。

もし万が一癌で、治療することになったら、ヘアドネーションの為に伸ばし始めたばかりの髪をバッサリ切ることになるのかな。数少ない自慢である長い睫毛も抜けるのかも?

あぁ、気が重い。

 

いや、癌じゃないかもしれないじゃないか。単純に筋腫が大きくなっただけなのかもしれない。

その場合も治療は必要だけど、癌ほど苦しくはないと思う。たぶん。

 

なんにせよ、自分のこととは言え、自分一人で抱え込むには重たい。

特に婦人科系のことだもの。

 

だから、ある人に正直に伝えました。

この夏の終わり頃から、物好きにも私とお付き合いしてくれている男性に。

 

知り合ったのは3年も前でしたが、お友達として親しくなってからも、もう2年半が経っていました。このままの関係が続くのかな、と思っていたのですが、切っ掛けというのはどこにどう転がっているのか分からないもので。

私としても、この私の馬鹿みたいな泥酔した姿を何度も見ているし、酔ってやらかしたエピソードを幾つも知っているのにも関わらず付き合ってくれるという、奇特で一途でいてくれた方に正面から応えたいと思いました。

 

だから、病気のことも包み隠さず打ち明けることにしました。

 

彼もまた、実は大きな病気をした過去があります。それもあってか、励ましの言葉は優しいけれど説得力があって、安心出来ました。

 

まあ、もし最悪な病名であったとしても、一時的に髪がなくなって、身体がやつれてケロケロしちゃうのであって、たぶん、死なない。と、思いたい。

 

最悪なことを想定しておくのも大切だけど、それに囚われてしまうのは時間が勿体ない。

良性かもしれないやん。筋腫は取り出さないといけないかもしれないけど、母も経験しているし、当時より医療は著しく発展しているし、まぁ、大丈夫さ。

 

希望の虹は、まだそこに輝いているのです。