妙春堂の日常ーアラフィフ婚のすゝめー

アラフィフ婚にむけての日常つれづれ日記

恋してた乙女

2022.04.21

本日ワクチン接種3回目ということで、強制的に休肝日でございます。そこはきちんと真面目にお酒は飲みませんよ。

 

ワクチン接種終了後、丁度良い時間のバスがあったのでまっすぐ帰ることにしたのですが、そのバス停で懐かしい方に会いました。昔勤めていた会社でお世話になった男性社員さんです。

 

当時勤めていたのは開店したばかりの支店。そこで私は契約社員として事務をしていたのですが、それまで簡単なアルバイトしかしたことがなかったので、かなり揉まれた記憶があります。

それと同時に楽しい思い出もいっぱい。

 

私と比較的年齢の近いその男性社員さんは、当時のメンバーが今どうしているかいろいろとお話してくれました。その頃ちょびっと偉かった方は、現在は本店で総務部長をされているとか。そして、私が秘かに憧れていた人が、どこの部署にいるか、とか。

 

懐かしいなぁ。そうかぁ、今も現場にいるのかぁ。どうせそれなりに偉くなっていても、飄々と馬鹿なこといってるんだろうなぁ、なんて考えてしまいました。

 

その人はとても口が悪くて、いつも私はおちょくられていました。まるで子分のように雑用を押し付けられていたし、貸したものは返してもらえなかったり。まぁ、ボールペン程度ですが。そして、私もそんな世話を焼くのが嫌ではなかったのですけど。

 

先にその人が本店に異動になって、その後私も異動。そして退職をしたので接点はそこで消失したのですが、偶然にもその後何年かは年1回程度はお会いする機会がありました。その都度、精神的栄養ドリンクを大量摂取した気持ちになれて、頑張れたものです。

 

最後にお会いしたのは3年位前かな。もうすっかり栄養も枯渇しちゃった。

でも、現在の現場が分かったからと言って押しかけはしませんよ。分かった途端に行ったら露骨じゃないですか。それに、今はもう元気にしているって近況を知れただけで、もう充分栄養をもらえたから。

 

その人に対しては、その当時から一貫しての想いがあります。

奥様にとって良い夫、子供たちにとって良い父親になってほしい。そして今では、そのうち素敵なおじいちゃんになってほしい、と。

 

憧れた人がそんな素敵な男性になってくれれば、私の見る目は間違いではなかったと思えます。

 

たぶん、その想いは叶うと信じています。

 

今日再会した男性社員さんは、当時はおじさんおばさんだと思っていた上役たちと同じ年齢になった自分たちを「変わっていないように思っても、やっぱり貫禄は出てきたな」と自虐的におっしゃっていました。でも「あなたは変わらないね」ともおっしゃってくれました。

いやいや、そんなお世辞言わないでくださいよ。貫禄なら私も負けてませんし(全力で自虐)

 

でも、たとえ本当にお世辞でも嬉しいものですね。だって、もう20年以上も前の話なんですよ?

さすがに変わっていない訳がないのですが、色褪せない記憶が改めて鮮明に甦りました。

 

明日は副反応で寝込むことを想定して、お仕事はお休みをいただいています。

懐かしい思い出にひたる時間にしちゃいたいと思います。

 

それでは皆さまも、偶には淡い思い出にひたったりして気持ちを若返らせてみてはいかがでしょうか。

明日の金曜日も頑張って。

おやすみなさい。