妙春堂の日常ーアラフィフ婚のすゝめー

アラフィフ婚にむけての日常つれづれ日記

文化人的生活

2022.03.08

本日は国際女性デー。

特に何もしてません。

 

先日の土曜日は映画『ウエストサイドストーリー』を観たくて朝早くから出掛けたのですが、丁度この日から上映時間が変更になっていてお昼まで暇になってしまいました。

そこで別の映画を観ましょうと思い立ち、公開中の『シラノ』を選びました。

 

タイトルだけは知っていたので、きっと名作なのだろうという安易な考えでしたが超感動でした。大好きなミュージカル映画で、主演俳優さんが最高に渋い!

誰かひとりくらい幸せになってほしかったなぁ。

 

あとで改めて原作のあらすじをチェックしたところ、主人公のシラノは大きな鼻にコンプレックスを抱える知性派な武人。映画の中では小人症という表現がされていました。

案外この映画での演出の方が、グッときたかもしれません。

 

『シラノ』の後も時間がたくさん空いてしまったので、昼食にお蕎麦を食べたり書店をぶらついたり、雑貨屋さんでネックレスと指輪の修理を依頼したり。

それでもまだ余裕があったので、デパートの物産展で北陸の日本酒飲み比べなんぞしまして、それから改めて映画館へ。

 

ようやく観ることの出来た『ウエストサイドストーリー』ですが、こちらは予想以上の興奮を覚えました。

その曲をそこで使いますか! とか、キャストの掘り下げ方が絶妙! とか。

前作ではおじいさんだったドクが、本作ではドクの未亡人になっていたこと、そのキャストが前作でのアニタ役だったリタ・モレノだと知った時の感動は言い表せません。

 

ドクの店での、アニタが襲われるシーンは女性の視点が増えていて考えさせられました。敵対するグループとは言え、同じ女性が襲われるのを必死で助けようとするジェットの女性陣に胸を打たれました。

前作でただ男の世界に憧れているだけに見えていた女の子が、本作では明確にLGBTとして描かれていたのもこの時代に作られた意味を持ったと思います。

 

あ、ラクガキ貼るの忘れてた。

f:id:myoshun:20220308235728j:plain

帰りに思わずパンフレットとサントラCDを購入。パンフレット高かった! CDはラスいちだったみたいで、心の中で小さくガッツポーズ!

 

普段はおひとりさまを満喫してるけど、珍しく誰かと感想を語り合いたいな、なんて思っちゃいました。

 

そんな休日の過ごし方をしたと、週明けに同僚さんにしたところ、こう言われました。

 

『文化人みたいな時間の過ごし方ですね』

 

映画の合間にお蕎麦やお酒を楽しんだのが面白かったみたいです。

なるほど、またやってみようかしら?