妙春堂の日常ーアラフィフ婚のすゝめー

アラフィフ婚にむけての日常つれづれ日記

我が名はアマンダ

2022.01.26

皆さまには、『ふたつ名』というものがあるでしょうか? 私にはあります。それも二つ。

 

ひとつは2年前の派遣先で、社員の女性から言われた「眼が綺麗ね。ロシアのスパイみたい」から『ロシアのスパイ』です。そのまんまや。

 

しかし、何故ロシア? 007はイギリスだっけ?

社員さんが何を思ってそんな不思議なことを言ったのかは謎ですが、褒められたのは素直に嬉しい。それをSNSを通じてお友達に伝えたところ思いのほかウケまして、ハロウィンの仮装のテーマにしてみたりして今でも楽しんでいます。

仮装と言っても、金髪のウィッグを被って赤い縁の伊達眼鏡をかけて、パンツスーツを着る程度なんですけどね。眼鏡はそのうち本物になりそうですけど。

 

当初はシンプルに『ロシアのスパイ』という呼称でしたが、ある日スマホアプリでふたつ名を付けてくれるなんてものを見つけまして、何気なく試してみたところで提示されたのが『アマンダ』

 

アマンダ…。ルマンドみたいで良いな(ブルボンが好き)

 

以来、スパイキャラになる時は『アマンダ』と名乗るようになった私。なにやってるんでしょうね、いい歳して。

 

こうして誕生した『ロシアのスパイ・アマンダ』

活動内容は酔ったお友達をSNSで晒す、酒蔵ツアーの様子を面白おかしく公開するなど。大変地味な活動ですね。やってる本人は超絶楽しんでます。

 

そんなスパイとして活動(?)しているなかで、何か特殊技巧は無いのかと思うようになりました。

はっきり言って、無いです。

お酒が強い? 好きだけど、強くはないです。若い頃は一晩で日本酒一升とかいけましたけど、さすがにアラフィフともなれば四~五合がやっとです(それは自慢になる?)

 

加齢に左右されない、絶対的な能力。五感は完全に老化を全力疾走しているので先生(医師)に怒られるレベル。では第六感では?

 

そこはほら、あれよ。何もしなくても小さい子のテンションを上げてしまうスタンド能力

 

今日もスーパーで夕食とハイボール買って袋詰めしてる時に、ピンクのベビーカーに乗った女の子をメロメロにしてしまいました。ただその視界に捉えただけの、無表情の私に女の子は首を全力でかしげてキャッキャと笑い出しました。満面の笑顔が最高に眩しい!

あさっての方向を向いて爆上がりテンションの孫に、相手をしていた老紳士は私の存在に気づいていないのでなんだか不思議そう。なんとか自分の方に意識を向けさせようと頑張っているものの、孫は私に熱視線。すまん、じいさん。

 

袋詰めを終えたので、その場は早々に去ったけれど、誰にでも強力な能力ってあると思う出来事でした。きっと私は保育士やそれに付随する職業に就いていれば、モテモテになれただろう。

同世代にはモテた試しはないけどね。職業選択、盛大に間違えた気さえする。

これからは『ロシアのスパイ・アマンダ』と同時に、『赤子キラー・アマンダ』と名乗ろうか。

 

子供好きなのに子供を授かれなかった私に、天が与えたもうた奇跡の能力。出来うる限り、活かしてやろうじゃないの!

案外私自身でさえも気づかぬうちに、メロメロにしている赤子がいるかもね。

 

て、何するの? 何すればいいの?

 

薄給だから寄付とかは無理よ。つーか寄付だと直接子供と触れ合えんやん。

ボランティアで何かする? 休日は鬱病対応で大抵寝てるから難しいな。でも昔、姪っ子に読み聞かせしたのはとても楽しかったな。その子もう中3だけど。

 

赤子キラー・アマンダ、早くも活動の先行きに暗雲が立ち込めてまいりました。