妙春堂の日常ーアラフィフ婚のすゝめー

アラフィフ婚にむけての日常つれづれ日記

2021.11.11 ペーパーゴールド免許

運転免許証更新通知書が届きました。

今年だったんだ。来年だと余裕こいてましたわ。

因みに講習区分は優良運転者講習、30分。

 

車が無ければ生活が成り立たないと言われる田舎社会において、私が運転免許を取ったのは30歳を過ぎてから。高校、大学の卒業を機に取得することが多い中では、かなり遅かったです。

他の子供たちに必要だからお前に金は掛けられないと親に言われて育ったので、お金の掛かる運転免許の取得や教習所通いなど申し出ることが出来なかったのですよ。

おかげで性格いろいろと面倒な形に歪んでしまったけれど、その経緯があるためか、鬱病を発症してヤバヤバな事態になって以降は「お前は金の心配はするな」と親も兄弟も言ってくれるようになりました。有り難いことです。

 

話が脱線した・・・。

まぁ、遅くに免許を取得した訳ですが、切っ掛けは転職をしたかったから。当時の職場を早く辞めたかったのです。でもそうすると、身分証明になる保険証を失います。国保にすれば別に良い訳ですが、何と言うか、確固たる証明書が欲しかったのです。

加えて言えば、当時の職場は週一回社用車で所轄の警察署まで書類を届けに行かねばならず、無免許の私だけその仕事を免れていたのがちょっと心苦しかったのもあります。

 

そこで一念発起して、若い学生さんたちに囲まれてなんとか免許を取得。

社用車も何度か運転しました。行き先が警察署なので緊張感半端なかったです。

 

その後、無事職場は退職。車までは購入しなかったので、そこで私の運転生活は途絶えました。

職を転々としていた間、身分証明としての運転免許はなんとも心強く、更新手続きもきちんとしてきました(当たり前)

 

勿体ないとはよく言われます。私もそう思います。運転が出来たら、行きたいところいっぱいあるし、やりたいこともあります。

でもね、怖いんですよ。自分が自滅するだけならともかく、誰かを傷つける可能性があると思うと怖くてハンドルを握れないのです。

だから、とても高い身分証明ではありますが、私の運転免許証はこのままゴールドのままです。70歳になったら素直に返納するつもりです。

 

余談ですが、私の母が運転免許を取ったのも30歳を過ぎていました。

元々大都会大阪の出身。電車の時刻表など見る必要ないし、構内を全力疾走しないと怪我をする通勤ラッシュを生きてきた人です。自分で車を運転するなんて考えてもいなかったのですが、結婚してド田舎へ来て、私の難聴が発覚して大学病院に通院しなければならなくなった時に「こりゃ免許取らな」と決意したそうです。

その母も既に免許証の返納はしましたが、それまでかなり走りこんでました。私たちも母の運転には大変お世話になりました。

「本人には言えんけど、私のほうがお父さんより運転上手いわ」なんてことまで言って、運転生活を満喫していました。

だからこそ、偶に母に言われます。「運転すればいいのに。世界が広がるよ」

説得力がありすぎるから押され気味になるけど、いいんだよ!私はこのまま安心安全なゴールドを貫くんだよ!

 

問題は、運転免許センターまでの足がないこと。バスで行けなくもないけど、結構時間が掛かるのと徒歩区間がきつい。山の上だもの。

あと、痩せなきゃ!今の免許証の写真と今の鏡に映る自分、あまりにも別人!仲間由紀恵どこ行った!?

痩せて、美容室にも行って、白髪も染めなきゃね。

いつもは日曜日に行ってたけど、混みそうだから今回は平日に休みもらおうかな。

 

ちょっとしたイベント感覚ですね。頑張ってダイエットします。