子宮筋腫の疑いがあることを家族や親友に伝えつつ、診断基準や治療法を調べてみることに。
以前、柘植文先生のエッセイ漫画で腹腔鏡での全摘手術について読んでいましたが、やはり昨今の主流はそれのようです。
腹部に3ヶ所ほど穴を開けて器具を挿入し、子宮を切り離して膣から抜き出すというもの(だったと思う)
開腹手術より傷口は遥かに小さいし、身体への負担も少なく済みますね。
昨日アップしたように、昔母が全摘手術を受けた時は開腹術だったので、手術痕は痛々しかったです。
診断基準については、子宮筋腫は婦人科内診で容易に分かると言う意味の内容が複数のサイトで出てきました。しかも、「大きいもの(手拳大)」であれば、という但し書き付き。
こぶしだい!デカいやん!子宮超圧迫してね?
実際、検診の際に医師は私のお腹を押さえ始めてすぐに「筋腫って言われたこと無い?」て尋ねてきたし。
これもう全摘ほぼ確定やーっん!
怖い。本気で怖い。なんか、どうしよう。泣けてきてしまった。
いくら今は傷も少なく負担も少ない術式があるとしても、内臓の1部を摘出することに違いはない。怖い!調べれば調べるほど恐怖が増大する。
簡単に雑多な情報が入手しやすくなったことの弊害なんじゃないかと思うほど。
そんな時、相談していた親友らから続々と返信が。「あんまり気にすると、本当に悪くなるよ」て、確かに。
兄にもあのあと簡単に報告していたのですが、「治療しかない。詳細が分かったらまた連絡してください」と。男性だからね、突っ込んだことまでは聞かずにいてくれました。
姉は案外淡白でしたが(医療従事者は案外そんなもん?)、妹は少々動揺している様子。でも、最終的には「口角上げて、作り笑いしとけ!笑ってると体に思わせると免疫あがるぅ」と励ましてくれました。
そして、母です。母にも、悩みましたが報告しました。やいやい言われるかと心配していましたが、意外や意外。
「あんたは筋腫になる可能性があると思ってた」と超あっさり。
「あんたには婦人科系の保険をかけていた。それを使う時が来た。金は立て替える」と。
お、おかぁーーーーっん!!!
これが一番意外な反応でした。マジびっくり。
経験者ならでは?
ここで交わされた遣り取りで、合言葉が生まれました。
「死にはしない」
そう、子宮筋腫は良性の腫瘍。月経過多とか痛みとかの弊害はあるけれど、死ぬことはないのです。
死にはしない。大丈夫。
出産経験ないまま全摘する可能性が大きいことは、言いようの無い複雑な気持ちにはなるけれど…。でも、大丈夫。死にはしない。