妙春堂の日常ーアラフィフ婚のすゝめー

アラフィフ婚にむけての日常つれづれ日記

暴走の始まり

今更ですが、このブログを始めようと思った切っ掛けを書きますね。

とにかく「塩沢兼人さん」について、思うままに気持ちを吐露する場所がほしかったのです。

声優で故人である塩沢兼人さん。亡くなられて早くも20年が経ちます。

その丁度10年前に私は明確なファンになったので、30年越しの愛ですよ。

『明確なファン』とは?という部分を説明しますと、塩沢氏は私が生まれる前から既に声優としてデビューしており、私は当然物心ついたころから塩沢氏の声を聴いて育っていました。が、当時は端役から悪役へと活躍の幅を広げ、更には少々女性にだらしのない役が多かったのです。

子供心に思いました。「この人の声、気持ち悪い」と。

 

今ならそれだけリアリティのある確かな演技力ゆえだと理解できますが、まだまだ幼かった私にはそれが分かりませんでした。

 

あるとき、手塚治虫の作品で、西遊記をモチーフにしたSF系のアニメが放映されました。その作品で【サンゾー】というキャラクターの声に、私は聴き惚れました。

優しく柔らかで、かつ色気のある声。中世的で、女形をも連想させました。

うっとりしている私の横で、妹が言いました。

「あ、これって〇〇の役と同じ声やん」

依りによって例の、私が「この人の声、気持ち悪い」と思ったキャラクターの名を妹は口にしたのです。

 

あ、ホントだ。同じ声だ。

 

さあ大変(ということも無いが)。

散々これまで気持ち悪いと言っておいて、今更素敵な声だなんて言えない。

いや、言っても良かったんでしょうけど、ほら、まだ私子供だったし、素直になれなくてね…(よく分からない言い訳)。

 

そんな訳で、私は暫くそのセクシーヴォイスに惚れてしまったことを誰にも言えないまま、数年が経ってしまうのです。

 

そして、運命のアニメ作品に出会います。

新ビックリマン』のベリーオズ。彼の力強く凛々しく色気のある、またどこか(と言うか頻繁に)三枚目の抜けた声に、私は完全に射抜かれたのです。完全にハマった…。

私は、このときから『明確な塩沢兼人のファン』になったのです。

 

あれから30年!(綾小路き〇まろ)

塩沢氏ご存命の間のファン歴は僅か10年です。PCエンジンなど、声優を起用するゲームが普及し始めた頃でもありますが、私はゲームが大の苦手で多数の作品で塩沢氏の声を聴き逃しています。

サンゾーに魅せられるより前の作品も殆ど知りません。出演作品のタイトルと役名くらいは調べることは出来ますが、実際にそのすべての演技を今の時代に聴くことはとても難しいです。原盤が行方不明の作品もあるそうですし。

私が知る『俳優・塩沢兼人』はほんの一部です。

それでも、どこから湧いてくるのかよく分からない愛の力で想いの丈をぶちまけたい!

塩沢氏の存在すら知らない若い方々にも、過去こんなにも魅力的で素晴らしい俳優がいたことを知ってもらいたい!

これは、その為のブログなのです。

 

説明 長ぇぇぇぇぇ~っ!!!

 

そんな訳で、今後【塩沢脳】カテゴリでは兼人さんへの想いを書き綴っていこうと思います。

現時点で予定しているシリーズは

 

①もしご存命なら?

ありがちなテーマですが、塩沢氏同様に既に鬼籍に入られた方も、ご存命で活躍中の方も入り乱れた妄想満載なキャスティングを作りたいと考えています。

 

②麗しのカップリング

③伝説の好敵手

共に、これは名キャスティングだったと思うキャラクターや声優さんを、それぞれ女性枠と男性枠に分けて語るシリーズです。おかま役も多かったので、その場合はどうしようかと思いましたが、取り敢えずは③の扱いになると思います。

 

今のところはこのくらいでしょうか。

おそらく件数はそんなに増えないと思うのですが、なにぶん愛の深さが半端ございませんので、1件の記事が物凄く長くなると思います。前編後編とか、上中下に分かれちゃう可能性もありますね。

ですから、余程心身の余力のある時にしか投稿出来ないとは思います。

その時は、どうぞお付き合い頂ければと存じます。勿論、心身の余力がある時に。